日常会話で結構使える「You can keep it.」の意味とは?
時々手料理を持ってやってくるジェガーママ。先日も「好きな時に焼いて食べ」と言って、クッキー生地(dough)を詰めたタッパーをくれました。
ジェガーさんはクッキーが大好きなので、焼きたてのクッキーを次から次へと作っていたら、すぐに空っぽに。タッパーを奇麗に洗ってジェガーママに返そうとしたら、”You can keep it.” と言われました。
こうして今、家にどんどんタッパーが増えていっています。
ポイント
keep は「保つ」「続ける」という意味で私は習った記憶がありますが、日常会話で物に使われると、しばしば “持ち続ける” という意味になります。
- stay in state/position
- (make) continue/repeat
- continue to have
- store
- (make) stay within limit
- do what you said
- provide money for
- take care of animals
- stay in good condition
- for asking if someone is well
- delay someone
(keep はたくさん意味があるので、詳しくはリンク先の辞書でご確認ください!)
ジェガーママは「そのまま持っててええよ」と言っていたんですね〜
先日のサタデー・ナイト・ライブ(@nbcsnl)の母の日のコマーシャルのコントでも、花束をプレゼントした娘に母親が感謝した直後、”But maybe you should keep’em because your apartment is so sad.(でも、あんたが持っといたら。あんたのアパートめちゃ惨めやから。)” と言っていました。
補足
というわけで、先週の日曜は母の日(Mother’s Day)でした!
日曜日はジェガーママはいつも仕事なので、私たちは食事に誘うかわりに出勤前のジェガーママにサプライズを仕掛けることに。
ジェガーママは昼頃には仕事に向かうので、当日の朝に花とカードを買ってジェガーママのアパートに突然現れることにしたのですが、家を出て近所の花屋さんに行ったらまだ開いていません。
「たしかジェガーママの家の近くのデパートの1階に、花屋のコーナーがあったような・・・」
「ほんまやな」
ジェガーさんの強い目線にびびり、「花屋さんありますように、花屋さんありますように」と祈りながら目的のデパートへ行ってみると・・・ありました!
こぢんまりとしたコーナーですが、花があれば十分。ブーケもいろいろあります。
でも、よく見ると・・・ん? “Mother May I?”
“You Are The Best” なんかもあります。母の日に向けた特別ブーケということでしょうか。花束にテーマがあって面白いです。
と思ったら、ん?”Hopeless Romantic”?やたらドラマチックなブーケも揃っています。
私がブーケに夢中になっている一方、ジェガーさんは花を一本一本選んでオリジナルブーケ作りに夢中になってはりました。
「ええやろ」
「なんか、めっちゃ黄色っぽくない?」
「・・・」
・・・余計な一言を言ってしまったようです。
あわてて「でも元気があってジェガーママっぽい!」とフォローするも、「残り自分でやって」と言われてしまいました。さりげなくピンク色の花なども追加しながら春っぽく仕上げ、なかなか良い感じの花束が完成。
あとはジェガーママのアパートに突然現れて驚かすだけです。ところが、期待を胸にアパートに到着しても、何かしーんとしています。インターホンも反応なし。
“Mom-!”
“Mom-!”
「家にいーひんのかな?」
「もしかして、ミチコ(ジェガーママの愛犬)の散歩ちゃうん!」
“Michiko-!”
“Michiko-!”
2人で呼びかけても、ミチコの鳴き声すらしないので、おそらくミチコの散歩ということで間違いありません。電話をしたら、家の中からジェガーママの着メロが空しく聞こえてきました。
まあでも散歩やったらきっとすぐ戻ってくるはず、ということで、家の前で待ちながら、ジェガーママが戻ってきた時の行動計画を綿密にイメージトレーニング。
でも、なかなか戻ってきません。
「散歩長すぎやろー」
「お腹減ってきたわ」
待つのを諦めてカードと花束を玄関に置き、近くのカフェでランチをしながら待ちましたが、その間も電話がかかってくる気配は一向になし。しゃーないのでバスに乗って帰宅したところ、バスに乗っている途中にジェガーママから着信がかかってきました。後でジェガーさんがかけ直すと、「あんたらいつ来たん!」と大興奮。
「来るって前もって言っててくれたら、待ってたのにー!」
「驚かそうと思ったのに、散歩長すぎやねん!」
結局、母の日でもいつものように言い合いしている親子でした。