日常会話でよく使われる「all set」の意味とは?

雑貨屋さんで買い物をしていて、レジに持っていくと、”Are you all set?” と聞かれました。

ポイント

“all set” は日常生活でよく使われています。

all set | Collins Dictionary

all set: [informal] prepared; ready

(準備ができている状態ということですね!)

つまり店員さんは、「会計の準備できましたか?」→「お会計してよろしいですか?」と聞いてはったんですね!

銀行などに行って手続きしてもらった時も、よく “You are all set.(完了いたしました)” と言われます。

ちょっと前にジェガーさんの友人が家に遊びに来て、近くのバーに飲みに行こかとなった時も、ジェガーさんが「行くで?」と言った時に友人が “I’m all set.(準備できてるよ)” と言っていました。

補足

4/1に Twitter クライアントの『HootSuite』が発表した新しい情報セキュリティグッズ『HootFoil』の紹介ビデオでも、”all set” が出てきました。

When you are ready to upgrade your computer, simply tear off a new strip of HootFoil, and you are all set for safe social messaging.(01:11)

(コンピュータをアップグレードする時も、単純にまた Hootfoil を破るだけ。これでもうソーシャル・メッセージを守る準備はばっちりです。)

“セキュリティグッズ” って・・・ただのアルミホイル(foil)やん!

もろにアメリカの通販番組を模しているところがめちゃ笑えます。微妙にナレーターのテンションが高めなところとか、演出が若干ちゃっちいところとか。見れば見るほどツッコミどころ満載。

他にも多くの企業がエイプリルフールネタを公開していたので、私が面白いと思ったものをいくつかピックアップしてみました。

  1. 動物ネタ
  2. 今年は動物ネタがめちゃ多かったです。まず、SONY は愛するペットのための音響機器ブランド『Animalia』のリリースを発表。

    アウトドア・ブランドの REI は、猫用アウトドアグッズ『REI Advebture Kitten Gear』の販売を開始し、動画サイト Vimeo は猫動画サイト『Vimeow』に生まれ変わりました。(下の動画は、『Vimeow』にアップされていた猫動画の一例です)

    米軍(U.S. Army)も、軍で活躍する猫を育成する『military cat program』に取組み中と発表。ホームレス猫の再就職支援の目的もあるそうです。

  3. Twitter ネタ
  4. 公式 Twitter がサービス変更を発表し、母音(vowel)の使用が有料(月額5ドル)となりました。公式アカウントのツイートも母音がなく、子音(consonant)のみとなっています。子音だけでどうツイートすれば良いかわからない人には、Twttr 翻訳ページも用意されています。

    一方、スヌーピーで知られる Peanuts は、Twitter に対して抗議文を発表。

    なんと、ウッドストック(Woodstock)こそが元祖 Tweeter やとして、Twitter を訴えています。サイトを閉じなければウッドストックが Twitter の広報担当に正式就任し、さらに Twitter の株を75%保有するとのこと。

    最後の結びの言葉(closing lines)が “###April Fools###” となっているところがニクいです。

  5. 他企業ネタ
  6. グーグル・グラスの影響を受けてか、英紙ガーディアン(The Guardian)が『Guardian Goggles』を発表。眼鏡を通してジャーナリズムを発信するという画期的な試みで、他紙の悪影響になる記事は目に入らないよう配慮もしてくれます。

    マイクロソフトの検索サービス Bing も、”google” と検索すると Bing が Google 仕様になる仕掛けになっていました。

    bing

  7. 食べ物ネタ
  8. これも毎年ありますが、ブロッコリ味のミルクや・・・

    ピザ味のミント・・・

    ベーコン味のマウスウォッシュなど、いろいろありました。

    アメリカの場合、ほんまにこういう味が出てきそうなところが怖いです。

というわけで、ここで取り上げたのはほんの一部ですが、一番がっつりエイプリルフールネタを紹介していた Mashable の記事には58個ネタが載っていたので、このページを見ればおそらく今年のアメリカのエイプリルフールネタはほぼ抑えられるんちゃうかと思います。

ちなみに我が家では今日、ジェガーさんがテレビで DVD レンタルサービスの Netflix の画面をいじりながら、「見てみて!」と言ってきました。

見に行ってみると、コメディやドラマなどのカテゴリに混じって、”Movies That Are in English But Still Require Subtitles(英語の映画だけど字幕必須)” というカテゴリができています。

Movies That Are in English But Still Require Subtitles - Netflix

「確かにアクセントがめちゃ強い地域が舞台やったりすると、僕でも何言ってるかわからん時あるからな〜。こういうカテゴリも必要なんかも」とぶつぶつ言いながら、興味深そうに映画をチェックしているジェガーさん。

「これ・・・さっき TIME 誌のエイプリルフールネタの記事に載ってたやつやねんけど」
「!」

ジェガーさん、見事にエイプリルフールに引っかかってました。

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