使ってみた!米 Amazon が公開した『Send to Kindle』ボタン
先日、Internet Watch の『米Amazon、「Send to Kindle」ボタンをウェブサイトやブログ用に公開』(2013年3月)という記事を発見し・・・
へぇ〜使ってみよ→ 米Amazon、「Send to Kindle」ボタンをウェブサイトやブログ用に公開 -INTERNET Watch internet.watch.impress.co.jp/docs/news/2013… via @internet_watch
— Riho (@tsukaueigo) March 22, 2013
とツイートしたんですが、実際に使ってみました。
Aamzon の Kindle 公式ブログ『Kindle Daily Post』の記事『The Send to Kindle Button』(2013年3月)によると、TIME 誌やワシントン・ポスト(The Washington Post)紙のサイトですでに利用可能になっているとのこと。
確認してみると、全ての記事に搭載されているわけではありませんでしたが、一部の記事にはさっそく SNS ボタンの並びに
というボタンが追加されていました。
TIME 誌利用例→ Study: Women Abused As Kids More Likely To Have Children With Autism | TIME.com
ワシントン・ポスト紙利用例→ Northern Virginia officials worry CIA facility may scuttle bid to land FBI headquarters – The Washington Post
試しに TIME 誌の記事で
ボタンを押してみると、以下の設定画面が。
デフォルトでは一番下の “Archive in your Kindle Library” がチェックされていたので、チェックを外し、Wi-Fi 経由で Kindle に送ることにしてみました。(”Archive in your Kindle Library” をチェックすると、クラウド保存になります。Kindle にデータを送信するだけで iPad などの Kindle アプリでも読めるようになる反面、データを消去する場合は Amazon.com の Your Account > Manage Your Kindle のページに行って、そこから消去する必要があります!)
“Save” をクリックするとプレビュー画面が出てくるので、”Send” をクリック。
データが送られるまでにちょっと時間がかかるので、30秒〜1分ほどじりじり待つと、データ送信が完了しました。あとは普通に Kindle 本と同じように読めます!
ついでに、Kindle アプリだとどうなるかも試してみました。
私は iPad mini を持っているんですが、iPad mini の Kindle アプリは日本の Amazon のアカウントでログインしていたので、米 Amazon のアカウントで再ログイン。すると、”Send to Kindle” の設定画面の送信先設定に iPad が追加されました。
さっそく iPad の方も選択して、データを送信。こちらもきれいに表示されました!
ちなみに記事の消し方は Kindle も Kindle アプリでも同じで、ホーム画面で記事を長押しすれば “Delete this Document” という項目が出てくるので、それを選べば OK です。(”Archive in your Kindle Library” にチェックを入れている〔=クラウド保存している〕と、その項目の表記は “Move to Archived Items” に変わっています。)
Amazon によると、”Send to Kindle” はボタンの他にもブラウザのエクステンション(Chrome / Firefox)やデスクトップアプリ(PC / Mac)などが用意されていて、記事にボタンが搭載されていなくても自分でどんどん記事を Kindle に送ることができるみたいです。
詳細→ Amazon.com: Send to Kindle
もともと e-mail で Kindle に文書を送ることはできましたが、それがもっと手軽になった感じですね。
単に “あとで読む” 記事を追加していくだけでなく、本のように “何度も読み返したい記事” “ずっと残しておきたい記事” を保存していくのもありかもしれません。クラウド保存はそうやって使ってみようかな・・・
というわけで、私もさっそく活用していきたいと思います!