「惜しい!」は英語で何と言う?

ジェガーさんはよく英語のクイズを出してきます。先日も「”wordsmith” はどういう意味でしょう?」と言ってきました。

Jeopardy game board

「えっわからん」
「何でも良いから適当に言ってみて」

そんなん言われても、わからんものはわかりません。

「・・・ワード・スミスさん?」

すると、”… Almost!” と言われました。

ポイント

“almost” は「もうちょっと」という意味で、日常生活でよく使われています。

almost | Macmillan Dictionary

almost: nearly but not completely

(ほとんど完全に近いけど、まだちょっと届いていない、という状態です。”Are you ready?〔準備できた?〕” “Almost!〔もうちょっと!〕” などのやりとりで使われることも多いです!)

つまり、ジェガーさんは「・・・惜しい!」と言っていたのでした。

ちなみに、”wordsmith” の意味は「言葉を巧みに操る人」だそうです。全然惜しくないやん!

wordsmith | Longman Dictionary

wordsmith: someone who is clever at using language

補足

今回、この “almost” という表現を取り上げようと思ったのは、Facebook 経由でいただいた下記のメッセージがきっかけでした!(以下、ご本人の了解を得て引用)

外国の人とダーツをしてたときに、あーおしい!って時になんて言うのかわからんかったけど、そういう時には「almost」って言うんやでと教わり、日本人的にはalmostは「ほとんど」としか教わらんかったのに!しかし意味的にはなるほど!と思ったので印象に残ってます。

確かに、私もアメリカに来たばかりの頃、「惜しい!」の英語がわからず、”Oh~!(悔しそうな顔で)” ばっかり言っていた時がありました・・・。いざ英語を話す場面になると、意外とこういう表現がパッと出てこなかったりするもんです。他の人が “Almost!” と言うのを聞いて、私もマネして言うようになったのを覚えています。

ちなみに、”close” という言い方もできます。有名なクイズ番組『Jeopardy!』では、司会者が真ん中の回答者に “You’re very close, but not right.(すごく惜しいけど、不正解)”(1:10)と言っていました。

私自身も非常に参考になったので、この場をお借りして改めてお礼申し上げます!

他にもツカウエイゴで取り上げるべき表現があれば、ぜひお知らせください。実際によく使われている表現であるか確かめたうえ、紹介させていただきたいと思います。また、寄稿も受け付けていますので、お気軽にメールTwitterFacebook でお問い合わせください!– Riho

サガスエイゴ企画も引き続き募集中です!

※アイキャッチ画像:By SethAllen623 (Own work) [CC-BY-SA-3.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0) or Public domain], via Wikimedia Commons