ロシアに隕石が落下したニュースで耳にした「blast」の意味とは?
先週、大きく話題になった隕石のニュース。
ジェガーさんが「meteor のニュース見た!?」と言ってきた時は、何のことを言っているのかさっぱりわかりませんでしたが、Twitter で隕石のことを知って「ちょっとちょっと!ロシアに隕石落ちたって!」とジェガーさんに言うと、「いやだから今 meteor って言ったやん!」
・・・隕石って英語で “meteor”〔発音〕って言うんですね。
meteor: a piece of rock or metal that travels through space, and makes a bright line in the night sky when it falls down towards the Earth
日本でも大きく話題になったようですが、こちらでもやはりニュースで大きく取り上げられていて、その中で何度か “blast” という単語を耳にしました。
16日にアップされた下のニュース映像でも2回登場しています。
The blast rocked this city.(0:33)
Many people went to the window to check out that big flash in the sky, and when they got there, the blast came and blew the windows out and sent this glass flying.(1:30)
ポイント
“blast” は「爆風」や「突風」などの意味があります。
- an explosion, especially one caused by a bomb
- a strong current of air, wind, heat etc
- a sudden short loud sound, especially on a musical instrument, a car horn, or a whistle
- a piece of strong criticism
- a sudden strong attack by a team or player, in which goals or points are scored
- [SPOKEN] a very enjoyable experience
(日常生活では 6. の「とても楽しい経験」という意味で使われることも多いです。これについては、またいずれハナスエイゴで紹介したいと思います!)
最初の方は「爆風で街が揺さぶられました」、後の方は「空の大きな閃光をチェックするために窓へ寄って行った人が多かったのですが、その時に爆風が来て窓が飛ばされ、このグラスが宙に舞ったのです」と言ってはったのでした。
窓ガラス、怖いですね。私もいきなり外で見慣れない閃光を見たら、普通に窓際に寄っていってしまいそうです。でも、窓の近くには行かないようにします・・・
補足
隕石のニュースと言えば、ロシアで車の中から撮影された隕石の映像も話題になりました。Mashable の記事『Russian Meteor Smashes YouTube Record: 100 Million Views in 3 Days』(2.19.2013)によると、2大大手動画サイト YouTube と DailyMotion にアップされた隕石目撃映像は、先週末の間に1億3千万回以上の閲覧数を記録したそうです。
総閲覧数で言えば、現在 YouTube の最多閲覧数を誇る PSY の江南スタイル(Gangnam Style)のまだまだ1/10に過ぎませんが、ここまで短期間で閲覧数が伸びた例は他にないみたいで、先週ご紹介したハーレムシェイクでも敵わなかったそう。
ちなみに、隕石の目撃映像で一番閲覧数の多かった映像は、Russia Today のこの動画やそうです:
NASA によると、今回の隕石事件は1908年にシベリアで起こった「ツングースカ大爆発」以来の惨事やったそうですが(via The Huffington Post)、前回大きな被害を受けたのもロシアやったんですね〜
数時間後にはサンフランシスコ(San Francisco)のベイ・エリア(Bay Area)でも火の玉(fireball)が目撃されましたが、こちらはよくある散在流星(sporadic meteor / 流星群に属さない流星)が燃えたもので、特に危険はなかったようです。
こちらが、YouTube にアップされていたサンフランシスコの「火の玉」の目撃映像です:
ロシアの隕石のニュースを見聞きした後にこんなん見たら、私も普通にめちゃびびってしまいそうです。