書類の記入などで使われる「N/A」の意味とは?

先日、無事アメリカに戻ってまいりました。その帰りの機内で、いつも通り関税申告書(customs form)をもらって書く時に、ミドルネームのところに N/A と書きながら、ふと昔 N/A の意味がよくわからなかったことを思い出しました。


US Costoms form

(関税申告書サンプル via CPB.gov

ポイント

N/A は “not applicable”、つまり「該当なし」という意味です。

N/A | Macmillan Dictionary

  1. not applicable: used on forms when the form requests information or asks a question that is not relevant to you
  2. not available: used on forms, for example to show that a product is not available

(”not available” という意味で使われる場合もあるんですね!)

補足

私が初めて N/A を使ったのは、グリーンカードこと永住権を申請した時でした。ミドルネームの欄を空白にしていると、ジェガーさんが横から “N/A” と言ってきたのです。

別に必ずしも書く必要はないようですが、空欄にしていると「この人記入忘れてる?」と思われてしまう可能性があるので、重要書類の場合は要注意です。私は永住権の書類を作成している時、書類不備として送り返されるリスクを防ぐため、特に慎重に空欄を作らないよう気をつけていました。(永住権の書類作成時、ソーシャルセキュリティーナンバー〔U.S. Social Security #〕やエイリアンナンバー〔A-number〕を持っていなかったので、それらの欄にも N/A と記入しました。)それ以来、ミドルネームの欄には N/A と入れる癖がついています。

ちなみに、日本のフォームはだいたい該当する項目にはチェックマークを入れますが、アメリカのフォームは基本×印です。

そのため、プレイステーションのコントローラーも、日本は確か○印が決定やったはずなんですが、こちらでは×印が決定になっています。そういうちょっとした違いも面白いです。