2012ロンドン・オリンピック、有名デザイナーのユニフォームに各国でブーイング!?

もうすぐ、ロンドン・オリンピックですね!


Longon Olympic Rings - Tower Bridge

(By Dave Catchpole (Olympic Rings – Tower Bridge) [CC-BY-2.0], via Wikimedia Commons

こちらアメリカでは今週、7月27日の開会式の時に着るユニフォームが公開されました。デザインしたのは、アメリカを代表するアパレル・ブランドの一つ、『ラルフ・ローレンRalph Lauren)』。

ところが、これを見た FOX News が「え・・・ベレー帽!?」と絶句。

「ベレー(beret)」はフランス語ということで、ご丁寧にフランスっぽい音楽まで流れています・・・

左のおっちゃんも「アメリカ人やったら野球帽とかカウボーイ・ハットちゃうんかい」と力説(0:44)。

ハフィントン・ポスト(The Huffington Post)
によると、その後番組には視聴者から「米国特殊軍隊(US Special Forces)もベレー帽かぶってるで」と反論メールが届いたそうです。

しかしその後、ベレー帽よりもユニフォームが「中国製」やったことが大問題に。

米上院民主党トップのハリー・リード院内総務(Senate Majority Leader)、「全部燃やして作り直しなはれ」とかんかんに怒ってはります(0:26)。

一方、オリンピックの開催地であるイギリスでも、ユニフォームにまつわる騒ぎが数ヶ月前にあった模様。こちらは競技用ユニフォームをステラ・マッカートニー(Stella McCartney / ポール・マッカートニーの娘)が手がけたのですが、「赤、少な!」とバッシングの嵐。

一応、赤が全くないわけではないのですが、イギリス国民としては国旗部分に赤がないのが許せなかったみたいです。デイリー・メール(Daily Mail)紙 の見出しには大々的に “Oh no, they’ve turned the Union flag blue!(ユニオン・フラッグが青になってるー!)” と書かれていました。

「青過ぎて、イギリスっていうよりスコットランドやし」(via BBC)とか、「むしろアメリカの郵便局みたいやし」(via The Hollywood Reporter)とか、いろんな批判が出ています。

これに対してステラ・マッカートニー本人は、「言っときますけど、1984年以来で、今年のユニフォームが一番赤と国旗使ってますよ」と反論しています。

ちなみに、デイリー・メール(Daily Mail)紙 は、ジョルジオ・アルマーニ(Giorgio Armani)の手がけたイタリアのユニフォームについても一言物申してはりました。

「赤も緑もどこいってん」とのことですが、確かにこれはちょっと地味かも・・・アルマーニらしくはあるけど・・・。ジェガーさんも、「アメリカとイギリスはまだ言われなくても大体わかるけど、これはイタリアって言われなわからへんな〜」と言っていました。

残念ながら私はイタリア語が読めないので、地元の反応がいまいちわからないのですが、ユニフォーム一つにしてもその国の愛国心が見え隠れして面白いです。

最後に、オリンピックと言えば、P&G のこの CM。

これ、ほんま何回観てもうるうるってなります。

追記

(8.6.2012)
コメントがあったので補足すると、「ユニフォーム」はアメリカでは “uniform”、イギリスでは “kit” と呼ばれているみたいです!The Hollywood Reporter の記事にも、

The sleek designs use the red, white and blue British Union Jack flag as the basis for the team’s kits (Brit-speak for uniform) to be worn during London 2012 Olympic Games.

と書いてありました!