映画『二郎は鮨の夢を見る』で目にした「halibut」の意味は?
お寿司屋さんのメニューに “halibut” と書いてあったのですが、何の寿司ネタかわからず、辞書で調べても “おひょう” と書いてあってどんな魚かピンと来ず、長い間そのまま暮らしていたのですが・・・
先日『二郎は鮨の夢を見る(Jiro Dreams of Sushi)』(日本は来年2月2日公開)というドキュメンタリー映画を観てやっと謎がとけました。
“halibut” は “ヒラメ” だったんですね。魚に疎い私でも、こう言われればわかります。
ポイント
halibut: any of several marine flatfishes (especially Hippoglossus hippoglossus of the Atlantic and H. stenolepis of the Pacific) that are widely used for food and include some of the largest bony fishes
(オヒョウは大ヒラメのことやそうです!)
補足
その他にこの動画に登場しているのは以下の品々。
- squid すみいか
- horse mackerel あじ
- lean tuna 赤身
- medium tuna 中とろ
- fatty tuna 大とろ
- gizzard shad こはだ
- hard-shell clam はまぐり
- striped mackerel しまあじ
- wheel shrimp 車えび
- half-beak さより
- octopus たこ
- mackerel さば
- sea urchin うに
- bay scallop 小柱
- salmon roe いくら
- salt-water eel 穴子
- dried gourd roll かんぴょう巻き
- grilled egg 玉子焼き
どれも何ともいえない艶があって、どうしようもなくお寿司が食べたくなります。
これらの寿司を握る小野二郎さんは、ミシュランガイド(the Michelin Guide)で3つ星を獲得した銀座の名店『すきやばし次郎』のオーナー。
メニューは基本的におまかせコースのみで、料金は3万円から。それでも予約は2ヶ月先までいっぱいだそうです。
ビルの地下にあって、トイレは店の外(他店と共同)、カード払いは不可という環境のもとでミシュランを獲るのは極めて異例のこと、と聞けばなおさら味に対する想像がふくらみます。ああ、食べてみたい。
ちなみに、この映画の監督はアメリカ人。「職人」が字幕でも “shokunin” となっていたのが個人的に興味深かったです。
一緒に観に行ったジェガーさんは、築地市場でまぐろがずらーっと並ぶ光景を見て「まぐろ、でか!」と言ってはりました。今度日本に行ったら、ぜひ築地市場に連れていってあげたいと思います。
関連
デヴィッド・ゲルブ(David Gelb)監督のインタビュー記事も取り上げています→ 映画『二郎は鮨の夢を見る』の監督のインタビュー記事で目にした「wildly」の意味とは?