日本より少し早く、アメリカで今年もお花見
3月5日付けの日本気象協会発表によると、日本の桜前線は3月18日に高知でスタートし、3月下旬頃に九州から中国、近畿、東海、関東へと北上する見込みだそうですが、私のいるところは高知と同じタイミングで今週見頃を迎えました。去年より約1週間早いです。
そこで、私も参加している SIJP(Seattle IT Japanese Professionals)では、お花見をすることに。
私のいるところには、Microsoft 社や Amazon.com 社、Nintendo USA 社など、名だたる企業の本社が集まっています。『Seattle IT Japanese Professionals』は、そういった企業で IT 関係の仕事に携わっている日本人の方々が、ネットワーキングや交流を軸に活動している団体です。
場所は、昨年『米北西部にも春到来!アメリカでお花見』という記事にも登場した、日本から贈られたソメイヨシノで有名な大学です。地元の人にも花見スポットとして人気で、昨年はめちゃ人が多くてテーマパークみたいでした。
今年はどうやろと思いつつ、幹事としてお花見の前日に下見に行ったところ、くもりで少し肌寒かったこともあって、人の混み具合はちょうど良い感じ。
ところが、翌朝場所取りに行ったら、度肝を抜かれました。なんじゃこりゃ、です。昨年よりも人がいます。
前日とはうってかわって晴天となったので、人々の春を待ちきれなかった気持ちが爆発したのかもしれません。
なんとか場所を確保し、家からもってきた赤いブランケットを敷いて、”SIJP” と書いた紙とともに参加者が来るのを待機。場所取り担当は私一人だったので、まるで『ウォーリーを探せ』です。
開始時間になっても誰も来ないので、「やっぱり人多すぎてみんなわからへんのんちゃうん」と思っていると、一人、二人とちらほら集まってきました。やはり皆さんわかりづらかったみたいです。でも、人が増えるにつれてシートの数も増え、食べものの数も増え、めっちゃ花見っぽくなってきました。
もう、ご飯のおいしいこと。私は花より団子派なので、桜よりご飯ばっかり見てしまいます。アメリカに来てからこんなに花見らしい雰囲気を味わったのは初めてです。
しかも、近くでは琴の演奏まで始まりました。ここは日本か、と思うくらい、気分はさらに高揚。
結局、人が多すぎたのは “想定外” でしたが、いい天気で寒過ぎず、綺麗な桜の下でおいしいご飯がたくさん食べられて、本当に気持ちよかったです。
今年もお花見ができて良かったです!
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昨年の花見の様子はこちら: