頭痛など、痛みがある時によく渡される「asprin」とは?

私の口の中には金歯があります。留学1年目に「アメリカの歯医者は高いから」と言って歯医者に行かずにいたら、虫歯がどんどん悪化して神経まで届いてしまい、結局一時帰国中に日本の歯医者で一番奥の歯を金歯にする羽目になったのです。「金歯か、銀歯か、白い歯か、どれがいい?」と言われて、金を選びました。



その金歯が、なんと先週木曜日の夕食後、「りんご食べよか」と言って食べていた時にポロッ。最悪です。りんごを食べたことを激しく後悔しつつ、金曜日に急いで予約を取って歯医者さんへ。歯医者さんではなんかいろいろ選択肢を言い渡されたのですが、保険代がおそろしかったので一番無難な選択をした結果、セメントで取れた金歯をまたくっつけてもらうことになりました。

それで無事金歯が復活したのですが、「やれやれ」と言って戻ってきた翌日の土曜日、今度は歯に激痛が。お昼ご飯はエビの焼きそばで、特に固いものを食べたわけでもなかったのですが、お昼ご飯を食べたあたりからもう歯の痛みがえらいこっちゃです。

「やばい、歯めっちゃやばい」とジェガーさんに言うと、「Emergency に電話しよ!」と電話をかけ始めるジェガーさん。

それを ER(Emergency Room: 緊急救命室)だと思った私は、全力で阻止。

「ちょっとちょっと ER 行くほどじゃないから!」
「いや、ER じゃなくて Emergency Line にかけてるだけやって」

どうも歯医者さんによっては営業時間外でも診てくれる救急ラインを設けているところがあるらしく、私が金歯をつけてもらった歯医者さんにはその救急ラインがあるとのこと。

でも、残念ながらつながりません。「救急ラインなんちゃうんかい!」とジェガーさん。

「しゃーない、とりあえずこれ飲んどき」と言ってこんな薬を渡されました。
Aspirin 1

ポイント

aspirin は、鎮痛・解熱剤のことです。

aspirin | Macmillan Dictionary

aspirin: a drug, usually in the form of a pill, that you take to cure minor pains such as headaches

ジェガーさんも、頭が痛い時はすぐ飲んではります。

補足

私は薬があまり好きではないので、普段頭が痛い時はジェガーさんに「aspirin 飲んだらええやん」と言われてもまず飲まないのですが、今度ばかりはもう我慢できません。一気に3粒まで飲めるらしいのですが、とりあえず2粒のみました。

すると30分後くらいにはもう痛みがありません。めっちゃ効いてます。

昔聞いたことのある「アメリカは医療費が高い分、市販の薬がめっちゃ効く」というのがどこまでほんまなのかはわかりませんが、とにかく痛みはもう全然ありません。

でも、4時間くらい経つとまた痛くなってきました。

「歯また痛いー」と言うと、「さっき2粒飲んでたよな?2粒の場合は4時間ごとに飲んだら良いから、今飲んでええで」とジェガーさん。私も我慢できないのでまた2粒飲むと、しばらくしてまたけろっと痛みがなくなりました。

「これほんま効くなー」
「だから普段頭痛い時も飲んだらええねん」
「こんなけ効くと逆に怖いわ」

でも、やはり効果があるだけあって、15歳以下は服用禁止だそう。

よく見ると、蓋も子どもが開けにくい仕様になっていました。
Aspirin 2
これは下に押さえながら回す必要があるのですが、アメリカに来たばかりの頃、私はこの蓋がなかなか自力で開けられなかったのを覚えています・・・

あと、胃痛などの副作用がある場合もあるそうなので、服用時は水はたっぷり飲む必要があります。

というわけで、なんとか aspirin の力で週末を乗り越え、今日再び歯医者へ。とりあえず歯のでっぱりが気になったところを削ってもらい、もう一晩様子を見ることになりました。

明日の朝起きて痛みがありませんように・・・

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