京都というと寺の印象が多いですが、お寺以外にも楽しめるところは京都にはたくさんあります。今回は1人での帰省でしたが、今度ジェガーさんと帰省する時も、お寺だけでなくさまざまな京都の良さを見てもらいたいので、そういう観点で「行ってよかった」と思えた場所をいくつかピックアップしてみました。

1. 久保田のラーメン

何気にラーメンのレベルが高い京都。『天下一品』を始め全国的に知られるラーメン屋さんも結構あって、私もどのラーメン屋さんに行くのか迷いましたが、両親が通っているという吟醸らーめん『久保田』に行ってきました。本店と北店があって、本店ではつけ麺とラーメン、北店ではつけ麺を味わうことができます。

帰国直後とアメリカに戻る前日の2回行って、1回目は吟醸肉味噌ラーメン、2回目は吟醸つけ麺味噌を注文。個人的には吟醸肉味噌ラーメンの方が好きかもしれません。ピリ辛なので、辛いもの好きのジェガーさんの舌にも合いそうです。

店で働いているスタッフは2人だったのですが、2人とも若いので「店長はどこにいはるんや？」と思っていると、1人がぱっとこちらを向いて「いつもありがとうございます」と言ってきはりました。店長、めっちゃ若いです。

セルフサービスなのに自ら水を運んできてくれて、とても親切。いつも両親だけで行ってはるので、「誰これ？」という目でこっちをちらっと見てきはりましたが、母が「娘です」と言うと、「あぁ〜」と納得された様子。私がアメリカにいることを知っていて、「アメリカのラーメンはどうですか」と聞いてきはったので、「私のいるところにはまだまともなラーメン屋さんがないので、久しぶりにこんなにおいしいラーメンが食べられて感動です」と話し、話しながら本当に心の中で感動していました。

服が汚れないよう首につけるナプキンももらえるほか、外国の人向けに英語のメニューも置いてありました！


吟醸らーめん 久保田 本店＜公式サイト＞

2. かねよの寄席


京都の新京極通りと河原町通りの間にある鰻屋さん『かねよ』では、毎月最終月曜日に寄席を行っています。かねよの鰻丼が付いて2100円。毎月最終火曜の午前11時半〜12時半の間なら電話予約もできるそうですが、数が限られているので、予約できなかった場合は当日券を狙うしかありません。私たちは一応予約が取れたのですが、席取りをするために5時前に着くと、店先に人が並んでいました。

開場したら、まず2階へ上がって席取りをします。それからかねよの鰻丼をいただきます。

鰻丼と、鰻丼の上にたまごが乗っているきんし丼の2種類があるのですが、私がいつも頼むのはきんし丼。たまごがでかくて丼からはみ出ているのが特徴です。

蓋を開けるとさらに迫力があります。

鰻丼を平らげても、まだ開演の7時まではかなり時間があるので、外に散歩に出かけます。新京極通りや河原町通りでジェガーさんやジェガーママのクリスマス・プレゼントを買っていると、あっという間に時間になりました。

2階のお座敷に戻るともう結構人で埋まっています。こちらは英語メニューなどはありませんが、たまに外国の人も交じって興味深そうに寄席を聞いてはるので、ジェガーさんも畳の上の座布団に座りながら「これぞ日本」的な体験ができるんちゃうかと思っています。


かねよ＜公式サイト＞

3. サントリー山崎蒸溜所


ここでは毎日無料の工場見学ツアーを開催していて、ツアーの最後にはウイスキーの試飲も楽しめます。人気があるので予約は早めにするのがおすすめ。英語の解説もあります。

ジェガーさんお酒好きなので、ここは特に気に入ってくれそう〜

売店には各種ウイスキーが、大きなサイズから持ち運びに便利な小さなサイズまで多数揃っているほか、樽の素材で作ったおしゃれな小物なども売っているので、お酒好きの人へのお土産にも良いかもしれません。私もジェガーさんとジェガーママへのお土産をここで買いました。

あと、公式サイトには「工場見学プレゼント引換券」というのがあって、これを印刷して持っていくとオリジナルのプレゼントがもらえるので、ぜひお忘れなきよう！私はあまり期待していなかったのですが、めちゃ本格的なロックグラスでびっくりしました。これもジェガーさんとジェガーママのお土産にしました。

工場見学プレゼント引換券 | サントリー山崎蒸溜所

ツアー内容に関しては、以前記事に書きました！→ サントリー山崎蒸溜所の看板で目にした「distillery」の意味とは？ | ツカウエイゴ

実際ジェガーさんと行ったら、私の全然予想していなかった場所に興味を持つ可能性は十分高いと思いますが、この3つはぜひジェガーさんとまた訪れて、反応を見てみたいと思います。