ダース・ベイダーからチョコレート王まで!個性豊かなウクライナ大統領選挙候補

今週ウクライナについて取り上げましたが、いろいろ調べていたら、こんな記事を発見しました。

ウクライナでは5月に大統領選挙が予定されていますが、その選挙戦にあのダース・ベイダー卿が立候補を表明したそうです。ウクライナ・インターネット党(Ukrainian Internet Party)の公認候補だそう。

大統領選に出馬するためには供託金250万フリブナ(約2300万円)が必要ですが、インターネット党からちゃんと出ているとのこと。ネタなのかなと思ったら、どうも本気みたいです。

2013年11月にもストーム・トルーパーにかつがれながらオデッサ市役所に現れ、自らを市長代理だと宣言していました。

インタビューによると、ベイダー卿はウクライナに興味を持っている理由について、「ここはフォースが強い(The Force is strong here.)」と答えているそうです。

ただし、ベイダー卿にはライバルがいっぱいいます。まずは最有力ペトロ・ポロシェンコ氏。
Pyotr Poroshenko

(ポロシェンコ氏 By Michał Józefaciuk (Senat Rzeczypospolitej Polskiej) [CC-BY-SA-3.0-pl], via Wikimedia Commons

外相や経済発展貿易相を歴任した実業家のポロシェンコ氏は昨年11月以来の反政府デモを資金面で支援。当時の野党陣営が指導力を発揮できず市民の間に失望感が広がるなか、独立系として支持を伸ばしてきた。最新の世論調査で支持率は25%と大統領候補でトップに立つ。

via ウクライナ:大統領選に親欧米派ポロシェンコ氏が出馬表明 | 毎日新聞

その他、ヤヌコビッチ政権下で職権乱用罪で収監され、政権崩壊を受けて釈放されたティモシェンコ元首相も出馬を表明。
Yulia Tymoshenko

(By Flickr_-_europeanpeoplesparty_-_EPP_Congress_Bonn_(781).jpg: European People’s Party derivative work: César [CC-BY-2.0], via Wikimedia Commons

2004年の「オレンジ革命」の立役者として知られる元首相はヤヌコビッチ政権下で職権乱用罪で収監されたが2月下旬の政変後に出獄。今月中旬までドイツで脊椎の治療を受けていた。

via ウクライナ大統領選、ティモシェンコ元首相が出馬表明 | 日本経済新聞

ティモシェンコ氏は有力候補ではあるものの、首相時代に経済の停滞や腐敗した行政制度の見直しを進めることができなかったというマイナス点がある。

via ウクライナ大統領選へ―30日に米ロ外相会談 – WSJ.com

ちなみにポロシェンコ氏は、製菓会社を経営する大物実業家で、「チョコレート王」とも言われています。

ポロシェンコ氏はチョコレート製造会社「ロシェン」などを所有する富豪で、フォーブス誌によると資産は推計13億ドル(約1337億円)。

via ウクライナの「チョコレート王」が大統領選出馬へ、最有力候補 | Reuters

ちなみにロシェン(Roshen)はこんなチョコレートです。
Roshen

(By www.schoko-riegel.com [CC-BY-2.0], via Flickr

・シンプルかつヤミツキになる魅力
味は「まさにチョコレート!」というテイストをしており、カカオやミルクの風味が生きた素材の味がストレートに伝わる仕上がりになっている。つまり余計なことをしていない、シンプルかつヤミツキになる魅力を持っている。ジャンクな駄菓子的ウエハースチョコレートもGOOD。

via ウクライナに行ったら絶対に買っておきたいお土産 / ロシェンチョコレート | ロケットニュース24

果たして、ダース・ベイダー卿に勝ち目はあるのか・・・

それともウィリー・ウォンカさんが制するのか・・・

ウクライナ大統領選挙は5月25日実施予定です。