配車サービスアプリ Uber を使う時にやってはいけないこと

私が Uber デビューを果たしたのは、昨年の暮れ。Uber のプロモーション・コードをもらったのがきっかけでした。

でもなんと、しょっぱなからいきなり失敗!そして、大事なことを学びました。

ピックアップ地点はよく考えて選ぶ

Uber を起動して最初にすることは、ピックアップしてもらいたい場所を選ぶことです。たいていは GPS が現在地を抑えてくれますが、以下のように特定の場所を指定してそこに迎えに来てもらうことも可能です。

Uber 1

しかしこの時、適当に場所を選んではいけません。なぜなら、一度ピックアップ場所を選んだ後に変更するのは、運転手に非常に迷惑だからです。

車に乗り込んだ後に知ったのですが、運転手も私と同じように Uber のアプリを使っていて、利用者が目的地を設定するとアプリが最短距離のナビゲーションを表示するようになっています。そのため、ピックアップ場所が変更されると、ナビゲーションも変化する可能性があり、目的地に着くルートや時間が大きな影響を受ける恐れがあるのです。

そんなことを知らない私は、最初に現在地にピンを落とした後、「あれっ、もしかして私が立ってるとこ反対車線ちゃうん」と思って道路反対側に移り、「っていうか、ここにいたら運転手さん停めにくいんちゃうん」と思ってちょこちょこ動いてしまっていました。

指定場所から動かない

Uber が到着するとテキストが届くのですが、テキストが届いた時、私は Uber がどこにいるのかさっぱり分かりませんでした。それに、Uber の方も、どうやって私を見分けているのかわかりません。さらにうろうろしていると、Uber のおっちゃんから電話がかかってきました。

「どこにいますか?指定場所に行ってもそれらしい人が見当たらないんですけど」
「あっすみません、不安でうろちょろしてました」
「うろちょろしないで、指定場所から動かないでください」
「すみません、戻ります」

元の位置に急いで戻ると、Uber のマップ上で車が軌道修正し、こちらに近づいてきているのが見えました。リアルタイムで車がどこにいるのかわかって、びっくり。

そしてマップ上で車が自分のいる場所に限りなく近づいた時、目の前に一台の車が停車しました。

「Riho?」
「Yes!」

こうして私たちは無事対面。あらかじめ目的地の住所を入力していたので、乗り込むやいなや車が出発しました。何から何まで近未来的です。

「今日私、Uber デビューなんです」
「おお、おめでとうさん」
「なので、うろちょろしてしまってすみませんでした」
「ほんま、見つからへんかと思たわー」

翻訳したら関西のおっちゃんなんじゃないかと思うほど気さくなおっちゃんで、レビューが星4.7なのもうなずけます。

そうこうしているうちに、快適な車の旅はあっという間に終了。丁寧に礼を言って降りると、すぐ Uber にレビュー画面が表れました。文句なしで、星5です。おっちゃん、うろちょろしてたのに見つけてくれてありがとう。

これからは、よく考えてピックアップ場所を指定します!

近未来の交通手段

 

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