スターウォーズの衣装展『Star Wars and the Power of Costume』
ジェガーさんの誕生日に、本人の希望でシアトルの EMP (Experimental Music Project) ミュージアムで開催中の『Star Wars and the Power of Costume』に行ってきました!
『スターウォーズ』の過去6作品に登場する衣装の中から60点を集めたこの展示。ここ EMP で10月まで公開された後、全米12都市を巡る予定です。
スターウォーズの衣装に影響を与えたもの
SF 映画というと、安っぽい出来の作品も多いですが、スターウォーズのコスチュームにはどことなく「重力」が感じられます。
展示で見つけたデザイン・ディレクターの言葉に、その秘訣が隠されている気がして、胸に刺さりました。
“In order to create a future, we looked into the past, and drew inspiration from history and nature in order to give our fictional creations a realistic foundation.” -DOUG CHANG, DESIGN DIRECTOR, EPISODE I, II
(未来を創るために、私たちは過去を探求しました。そして、フィクションの創造物に現実的な基盤を与えるべく、歴史や自然から着想を得ました。ーダグ・チャン、『エピソード1、2』デザイン監督)
たとえば、スターウォーズが時代劇の影響を大きく受けているのは有名な話ですが、『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』(1999)に出てくるパドメ・アミダラの正装も、モンゴルの民族衣装に影響を受けています。
こうして見比べてみると、そっくり。
一方 C-3PO も、過去のアンドロイドからインスパイアを受けています。
C-3PO のモデルは、映画『メトロポリス』(1927)に出てくるロボット。
実は同展示のオープニング・ゲストは C-3PO を演じたアンソニー・ダニエルズさんだったのですが、アンソニーさんは『スターウォーズ』シリーズの中で唯一、全ての作品(7作目含む)に出演している俳優でもあります。
『スターウォーズ』が最初に公開された時は31歳だったアンソニーさんも、今や御年69歳。まだまだ現役で活躍されていることに加え、スリムな C-3PO のボディに38年間フィットし続けているのもすごいです。
有名どころ大集合
展示は1階と2階に分かれていて、2階にはハン・ソロ(Han Solo)やチューバッカ(Chewbacc)がいました。チューバッカ、めっちゃでかかったです。
そして別室に隔離されていたのが、ストームトルーパー(Stormtrooper)とダース・ベーダー(Darth Vader)。
ジェガーさんはダース・ベーダーと一緒に何度も写真を撮っていました。
ジェガーさんが誕生日をここで迎えられて良かったです。