レシピで目にした「pinch of」の意味とは?
先週『映画『グランド・ブダペスト・ホテル』で耳にした「flirt」の意味とは?』という記事で、ウェス・アンダーソン(Wes Anderson)監督最新作『グランド・ブダペスト・ホテル(The Grand Budapest Hotel)』(日本は6月6日公開予定)について書いたのですが、それに関してまたまたユニークなビデオを発見してしまいました。
前回発見したユニークなビデオ→ ウェス・アンダーソンもスタンリー・キューブリックも!独特のカメラセンスを持った監督4人 | ツカウエイゴ
このスイーツ、映画ではけっこう重要な役割を果たすのですが、私はずっとカップケーキだと思っていたんです。でも、実はシュークリーム(cream puff)だったんですね!
興味を持って観てみると、最初の材料紹介のところで、”a pinch of” という表現を目にしました(0:30)。
1 cup plain flour
1 cup fresh water
1/4lb butter
4 eggs beaten in a bowl
A pinch of salt
A larger pinch of sugar
ポイント
“pinch of” という表現は、料理本でよく目にします。いわゆる「ひとつまみ」という意味です。
pinch of salt/pepper etc: a small amount of salt, pepper etc that you can hold between your finger and thumb
(親指と人さし指でつまむ量、ということですね。人をつねる「ピンチ」と同じです!)
つまり、材料には「ひとつまみの塩」と、「ひとつまみよりもう少し多めの砂糖」と表記されていたのでした。
補足
シュークリームって一見難しそうなのに、材料が思ったよりシンプルでびっくりです。キッチンをチェックしてみたら、全部家にあります。
というわけで、先週末のイースター(Easter)の休日に作ってみました。私はアイシング(icing)が苦手なので、アイシングはつけず、シュークリームの方だけ作ってみることに。
すると、シンプルな材料でほんまにシューができました!
チョコを注入するやいなやジェガーさんが横からぱくぱく食べていくので、チョコ入りシューの写真は全然ないのですが、うっすらチョコレートの色が外側から見えます。
いびつにふくらんでおもろい形になったシュークリームもいっぱいありましたが、それはそれで可愛げがあって愛情がわきます。
フロスティングがない分、上のレシピ通りにシュークリームだけ作るとやや甘さ控えめだったので、「ひとつまみよりもう少し多めの砂糖」ではなく「ふたつまみの砂糖」くらい必要だったかなとも思いましたが、なんせ材料がシンプルなので、また近々作ってみたいと思います。