イディオムの「next thing one knows」の意味とは?

最近、街中でちらほらと「パンプキン」の文字を見かけるようになりました。スターバックス(@Starbucks)はパンプキン・スパイス・ラテ(Pumpkin Spice Latte)を発売し始め、ジェガーさんと私が好きな『Top Pot Doughnuts』というローカルのドーナツ屋さんでもパンプキン・オールド・ファッション(Pumpkin Old Fashioned)を販売開始。

PUMPKIN OLD FASHIONED & PUMPKIN SPICE LATTES START TODAY!!!

Posted by Top Pot Doughnuts on Thursday, September 10, 2015

このパンプキン・オールド・ファッションはオバマ大統領が2010年のシアトル訪問時に気に入ったドーナツだと言われていて、私の一番好きなドーナツの一つでもあります。

仕事帰りにさっそく購入して帰ったところ、ジェガーさんも大喜び。ところが翌朝、ジェガーさんに「僕も食べる」と言われていたのを忘れて一人で全部食べてしまい、ジェガーさんに “I was going to eat the donut, but next thing I knew, it was gone….” と言われました。

ポイント

“next thing one knows” は「気がつくと」という意味です。

next thing one knows | Wiktionary

next thing one knows: (idiomatic, colloquial) suddenly, out of the blue.

(突然、という意味なんですね!)

つまりジェガーさんは「ドーナツ食べようと思ってたのに、気がついたらなくなってた・・・」と言っていたのでした。ほんますみません。

補足

ジェガーさんの回復祝いに久々に観に行った映画『ブラック・スキャンダル(Black Mass)』(日本は来年1月30日公開予定)でも、取り調べに受け答えする犯罪者が、ボスであるジェームズ・”ホワイティ”・バルジャー(James “Whitey” Bulger )について “In the beginning, Jim was a small town player.”(0:24)と説明した後、”Next thing you know, he’s a damn kingpin.”(0:35)と言っていました。

ジェームズ・”ホワイティ”・バルジャーは、ボストン犯罪史上最も凶悪と言われるアイルランド系マフィアのボスで、映画はボストン・グローブ(@BostonGlobe)紙の元記者たちによる手記『Black Mass: Whitey Bulger, the FBI, and a Devil’s Deal密告者のゲーム―FBIとマフィア、禁断の密約)』がベースになっています。

しかし予告編の部下の説明にもあるように、バルジャーは最初から凶悪犯だったわけではありません。彼の凶悪化を支えたのは、なんと FBI 幹部でした。

上の特集映像でも説明されていますが、バルジャーと FBI 幹部のジョン・コナリー(John Connolly)は幼なじみ。コナリーはボストンで勢力を持つイタリア系マフィアを排除するべく、バルジャーの弟経由でアプローチし、見事手を組むことに成功します。このバルジャーの弟の立場がまた特別で、ビリー・バルジャー(Billy Bulger)はマサチューセッツ州で最も有力と言われている上院議員。バルジャーとジョン・コナリーは、互いに互いの立場を守りながら、どんどん行動をエスカレートさせていきます。スコット・クーパー監督が言うように、本当に「真実はフィクションよりも奇なり(Truth is ofhen stranger than fiction)」(0:46)です。

このバルジャーを演じているのがジョニー・デップ(Johnny Depp)さんなんですが、今回のジョニー・デップさんは本当に良かったです。

近年はティム・バートン(Tim Burton)監督と組みすぎた感があり、もはや俳優ではなく道化師なんじゃないかとすら思っていましたが、この方はやっぱり偉大な俳優でした。特に以下の「ファミリーレシピ」のシーンは、バルジャーの人柄とジョニー・デップさんの名演技ぶりがめちゃめちゃ特徴的に表れていてしびれます。このシーンはあともう6回くらい観たいほどです。

相変わらず特殊メイクは装備されているのですが、こういうジョニー・デップさんをもっともっと観たいです。