1ヶ月で5万字書き上げるナノライモ(NaNoWriMo)とは?参加方法
ナノライモ(NaNoWriMo)をご存知でしょうか?毎年行われている、11月1日から30日までの期間内で5万ワード以上の作品を書き上げるというイベントです。
毎年11月になると、米国を中心に数十万人が小説を書き出すことをご存じでしょうか。以前にもこのブログでとりあげましたが、11月が「全国小説執筆月間(National Novel Writing Month)」、略称「ナノライモ(NaNoWriMo)」の開催月だからです。
ナノライモとは、一言でいうと、11月1日から小説を書きはじめ、11月30日までに5万ワード以上の作品を書きあげるイベントです。参加条件はとくになく、誰でもナノライモのサイトで登録をすれば参加可能。
「世界はあなたの小説を必要としている」
そんなコピーで参加者を募集し、昨年は世界全体で約31万人が参加しました(その多くは米国在住者)。ボランティアが運営する支部の数は、米国外のものも合わせると500を超えており、今年も40万人ほどが参加し、そのうち4万人ほどが11月30日午後11時59分までに単語数が5万を超える小説を書き終えると見込まれています。
なぜ5万ワード?
なぜ5万ワードなのかというと、発起人のクリス・ベイティさんが本棚から一番薄い本として取り出したのが、64,531ワードの『すばらしい新世界(Brave New World)』だったからだそうです。
5万ワードの小説と言えば、最も有名なのは『グレート・ギャツビー(The Great Gatsby)』(50,061)でしょうか。
『きみに読む物語(The Notebook)』も52,000ワードです。
面白そうなので、私も11月を目前にナノライモに登録してみました!
参加手順
まずは以下のリンクから登録します。登録はメールアドレスを入力するくらいなので、とても簡単です。
Sign Up | National Novel Writing Month
登録したら、プロフィールを埋めていきます。
次に、作品情報を埋めていきます。
こうすることで、ログイン時にダッシュボードから作品の進捗状況などを確認することができるようになります。
あとは毎日執筆したワード数を入力していくだけ。ワード数はダッシュボードの右上から簡単に入力できます。
5万ワードを越えたら、11月20日以降に発表。合格を認めてもらったら、見事チャレンジ達成です!
編集や出版までサポート
ナノライモがすごいのは、11月に作品を仕上げた後も、1月・2月を通して編集・出版プロセスまでサポートしてもらえるところ。ロバート・パティンソン主演で映画化もされた小説『Water for Elephants』のように、ナノライモから人気小説も続々誕生しています。
約5万ワードは映画の尺にも収めやすい長さかもしれないので、映画の流れを意識しながら物語を組むのも一つの手段かもしれません。
私は普段文章は日本語で書くことがほとんどなので、この1ヶ月は英語で文章を書く良い機会だと思って楽しみたいと思います。英語のライティング練習にいいかも?