アメリカから日本へ短期一時帰国する際の携帯電話のオプション
昨年は一度も日本に帰国しなかったのですが、今年は2回一時帰国できそうです。まずは友人の結婚式に出席するため、来月下旬から10日間ほど帰国する予定。こちらはもう航空券も購入して、準備を着々と進めています。
で、一時帰国する度に悩むのが、携帯電話。
今までは日本に帰国したら、外出する時だけ親の携帯を貸してもらうか、ソフトバンクのプリペイド携帯を利用し、自分の iPhone はレンタルしたモバイル WiFi に接続して使っていました。
でも、ふとこちらで携帯電話の業者さんに会う機会があり、話を聞いたところ、「AT&T は2年契約を過ぎていたら、SIM ロックを解除できますよ」とのこと。
ま、まじですか!?
私はアメリカで初めて iPhone 3GS を手に入れた2009年に、AT&T と2年契約を結びました。その後2011年に iPhone 4S に機種交換しましたが、ずっと AT&T です。
「えっ、じゃあ私の iPhone、SIM ロック解除できるんですか?」
「できると思いますよ」
そう言って携帯電話の業者さんが教えてくれたのが、以下の URL。
Customer Device Unlock | Request
「このフォームに必要事項を記入して送信したら、だいたい48時間くらいで完了しますよ」
「!?」
ということで私、現在 iPhone の SIM ロックを解除中です。
本当は一連の手続きについてまとめて記事にしようと思ったのですが、まだ手続きが完了していないため、今回は SIM ロックが無事解除したと仮定して、日本短期滞在中の携帯電話のオプションについて検討してみたいと思います。
- b-mobile VISITOR SIM
- iPhone SIM カードプラン
- プリスマ
まず最初の候補はこちら。外国人向けのレンタル SIM カードです。
1GB タイプと14日間タイプに分かれていて、10日間の滞在にはちょうど良さそう。両方とも3,980円で、210円追加料金を払うと、空港の郵便局でピックアップすることもできます。14日間タイプの方は、接続速度に制限があります(最大300kbps)が、1GB の方は制限なし。Skype などを利用するなら 1GB タイプの方が安定していて使いやすそうです。でも、1GB タイプの場合は、容量を使い切るとそこで終わりなので要注意。どちらも電話機能は使えません。
1GB タイプと 14日間タイプの比較表→ Product detail | b-mobile VISITOR SIM
私は 1GB タイプにかなり心惹かれますが、電話機能が使えないのはちょっと引っかかります。日本の友人との連絡はたいてい LINE か Facebook なので、最悪電話機能が使えなくてもなんとかなりそうな気はしますが、なんやかんや言ってやっぱり電話も使えた方が良いような気はします。
続いて、ソフトバンクの、国内用 iPhone SIM カードプラン。
こちらはレンタル料が1日105円なので一見お得。電話もデータ通信もできます。でも、通信量によって料金がかさむので要注意。国内通話は1分105円、SMS は1通15円となっています(受信はどちらも無料)。
厄介なのはデータ通信で、1パケット(128byte)0.32円とめちゃめちゃ高いです。一応、データ上限額が1,500円と決まっているのですが、私はどちらかというと電話よりデータ通信を利用する方が多いと思うので、これはちょっと厳しそう。
レンタル SIM カードに限らなければ、こういう選択肢もありました。
これは、プリペイドサービス対応のスマートフォンをレンタルするプランです。確かに、これなら電話もデータ通信もできて、前払い方式なので使い過ぎることもなさそう。通話料は6秒8.58円、パケット通信サービスは定額(1日プランで900円、7日プランで2,700円、30日プランで7,000円)となっています。
こんなん前からあったっけ・・・?と思ったら、昨年9月にスタートしたサービスでした。
スマートフォン向けプリペイドサービス「プリスマ」、9月6日より提供開始 | 企業・IR | ソフトバンク(8.29.2013)
というわけで、今考えているのは、1. か 3. のプランです。1. にするならモバイル WiFi をレンタルした方が安そうな気もしますが・・・。3. の場合は、iPhone を SIM ロック解除する意味があんまりないかもしれませんが、一度 SIM ロックを解除すると、アメリカでも AT&T 以外のプランと契約できるようになるそうなので、この機会に高い AT&T から他のキャリアに乗り換えようかなとも考え中です。
ちなみに、SIM ロックが解除されているからといっても、海外の iPhone を日本で使う場合は、日本の技術適合の認証がされている必要があります。
私も、アメリカで買った自分の iPhone が日本で使えるかチェックしてみました。まずは、設定(Settings)アプリを起動して、「一般(General)」を選択します。
続いて、「情報(About)」を選択。
「法律に基づく情報(Legal)」を選択。
「認証(Regulatory)」を選択。
一覧に、日本の技適マークが表示されていれば、オッケーです!
よくある質問|サポート|ソフトバンク海外レンタル/SoftBank Global Rental
というわけで、私がアメリカで2011年に購入した iPhone 4S は、SIM ロックを解除したら無事日本でも使えそうです・・・!
また iPhone 4S のロックを無事解除したら、やり方をまとめて紹介したいと思います〜!
追記
(1.18.2014)
Twitter でさらにオプションを教えていただきました!
このスマートWi-Ho! の良いところは、テザリング機能があるところ。これなら、Wi-Fi ルーターを持ち歩かなくても、アメリカの iPhone やパソコンを Wi-Fi 接続して日本で好きな時に使用することができます。プリスマはテザリング機能に対応していないみたいなので、これは魅力的。その分デイリーパック1,260円となっていて、プリスマに比べると割高ですが、国内通話料金は1分90円でプリスマと同水準(受信は無料)です。
うーん、まだまだ悩みます!
関連
▼日本に一時帰国する時は「ポケット Wi-Fi + Skype クレジット + Skype 番号」が快適! : ツカウエイゴ