日常会話で使われる「likewise」の意味とは?

仕事の電話をしていて、最後に “It was nice talking with you.” と言ったところ、相手から “Likewise.” という言葉が返ってきました。

ポイント

“likewise” は「こちらこそ」という意味です。

likewise | Macmillan Dictionary

  1. [FORMAL] in the same way, or in a similar way
  2. [SPOKEN] used for expressing the same thing that someone has just said to you

(相手が言ったことをそのままお返しする時に使う表現なんですね!)

私はアメリカに来た頃はいつも “It was nice talking with you.” などと言われると必ず “It was nice talking with you, too.” と言っていましたが、”Likewise.” という表現を知ってからはこちらも使うようになりました!ちょっと上品な響きがあります。

補足

先週ジェガーさんと観た映画『キャロルCarol)』(日本は2月11日公開予定)でも、ケイト・ブランシェット(Cate Blanchett)さん演じるキャロルが “Nice to meet you.”(0:19)と言われて “Likewise.”(0:21)と返していました。

『キャロル』はすごく評判の高い映画で、ジェガーさんと私も期待を持って観に行ったのですが、正直なところ私たち好みの映画ではありませんでした。

美しい映画ではあるのですが、どうもいまいちストーリーに心惹かれないのです。夫や恋人との関係に本物の愛を感じることができていない2人が、真の愛を探求していくという物語なのですが、終始暗めのトーンで、最後は別に暗い結末でもないのにちょっと虚しい気分になりました。

この映画、原作は1952年に出版されたパトリシア・ハイスミス(Patricia Highsmith)の『The Price of Salt』。1990年に『Carol』という題で再出版されています。

映画を観てから以下の特集映像を観てみたところ、パトリシア・ハイスミスさんと交流を持っていた脚本家のフィリス・ナジー(@PhyllisNagy)さんのコメントが印象的でした。舞台になっている1952年頃というのはまだまだ男性中心の世の中で、女性は主に男性を通して社会とつながり、男性を通して価値を得ていたとのこと。その中でキャロルとテレーズは自分の価値を自ら見出そうとしていたと考えると、また映画の見方が少し変わる気がします。

特にテレーズについては、男性に依存しないスタンスが、男性の目を意識しない独自のファッションにも色濃く反映されていました。

私自身、男性の目を意識したファッションにあまり興味がなく、自分らしさの表現にこだわっていることもあって、テレーズのスタイルはとても魅力的で、ストーリーそっちのけでテレーズの服装ばっかり見ていました。

最初に紹介したディナーのシーンなんて、ちょっとオードリー・ヘップバーンさんの雰囲気も感じられてめちゃ素敵です。

ルーニー・マラさんはプライベートのファッションでも自分らしさを貫いてはりますが、私はルーニー・マラさんは前髪がある方が好きです。