七面鳥のパッケージに書かれていた「free-range」の意味とは?
先日スーパーに行ったら、七面鳥のコーナーがえらいことになっていました。感謝祭に欠かせない丸焼き用の七面鳥が、豪快に盛られています。よく見ると、ただの七面鳥ではなく “free-range turkey” と書かれていました。
ポイント
“free-range” は「放し飼いの」という意味です。
“Free-range” is a bit of a nutty term, at least in its technical meaning as regulated by the USDA which calls for the chicken to be “allowed access to the outside.”
As you might imagine, that phrase can be interpreted generously or quite narrowly. Some farmers let their free-range chickens roam on real fields and pastures. Larger producers, however, have been known to follow only the letter of the law, not its spirit, and put an open window or small door that leads to a paved patch of ground at one end of a large, crowded hen house.
If nothing else, though, free-range chicken were, at least, kept cage-free.
Also Known As: free-roaming
(「放し飼い」と聞くと、農場で悠々と飼われているように聞こえますが、農務省の定義によると、「外部にアクセスすることが許容されている」場合は概して “free-range” だそうです。つまり、一口に “free-range” と言っても、悠々と飼われていることもあれば、ちょっとした敷地につながるドアや窓を家畜小屋に取り付けて「外部へのアクセス」を設けているところもあるのだとか。ただし、”free-range chicken” は少なくとも “cage-free” ということで、平飼いにはなっているそうです。ということは、”cage-free” の場合も、平飼いにはなっていても小屋に窓がない、ということがあり得るんですね・・・!)
“free-range” や “cage-free” という表記は最近スーパーでよく見かけます。個人的にけっこう良いイメージを持っていたのですが、安い “free-range” や “cage-free” の場合は、一概にそうとも言えないかもしれません・・・!
補足
ちなみに、スーパーには、七面鳥を丸焼きにする時のグッズもたくさん売っていました。
この2つ目のでっかいアルミホイルの容れ物は、七面鳥の丸焼きを作る時には欠かせません。というのも、七面鳥を丸焼きにすると、肉汁がたっぷり出るからです。
その肉汁はグレイビーソース(gravy)に使うので、肉汁もしっかり確保する必要があります。
でも、七面鳥の丸焼きに使うロースト用の鉄板ははとてつもなく大きく、重く、めちゃくちゃ扱いにくいのが難儀。後片づけも面倒くさいです。そこで、このアルミホイル板が役に立ちます。
ただし、アルミホイルの場合、扱いが悪いと穴が開いてそこから肉汁がこぼれることもあるので、その点は要注意です。
というわけで、「今年は七面鳥どうするんやろう〜」と思って帰宅すると、なんと家に七面鳥がありました!
「ジェガーママからやで」とジェガーさん。しっかり、アルミホイルのロースト板も添えられています。
私は七面鳥の丸焼きの作り方をジェガーママに教えてもらって、2年前は大成功したのですが、昨年は日本に一時帰国していて七面鳥を食べる機会がなかったので、今年はうまく焼けるかちょっとどきどきします。