バーのコースターで目にした「designate」の意味とは?
週末はジェガーさんの誕生日でした。といっても、ジェガーママの誕生日も3月下旬だったので、すでに誕生日ディナーは済ませて、その時にプレゼントも渡してあります。
当日はどうしようかと思ったのですが、昨年『「遅くなったけど誕生日おめでとう」は英語で何と書く?』という記事で学んだことを生かし、当日はジェガーさんをとことん特別扱いすることに。
だんだん私も気付いてきました。ジェガーさんも私も誕生日は特別に過ごしたいと思っているのは同じなんですが、私は特別な場所に連れて行ってもらうことでその欲求を満たしたいと考え、ジェガーさんは特別扱いされることでその欲求を満たしたいと考えているようなのです。
まずは朝、「誕生日おめでとう〜!」とひとしきり祝って「朝ごはん何食べたい?」と聞くと、「パンケーキ」という返事が来ました。週末によく食べているメニューなのですが、最近は私が時間なさすぎて全然パンケーキを作っていなかったので、ここぞとばかりに振る舞います。
そしてパンケーキを食べながら、「今日何したい?」と聞くと、「キャプテン・アメリカ」とジェガーさん。週末に『キャプテン・アメリカ』の続編『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(Captain America: The Winter Soldier)』(日本は4月19日公開予定)が公開されたばかりだったので、予想はしていましたが、やはり的中しました。
日本語字幕付きはこちら→ 映画『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』予告編 | YouTube
映画を観に行った後は、ジェガーさんのリクエストで、ジェガーさんの好きなピザ屋さんへ。すると、そこで出されたコースターが目に留まりました。
ポイント
“designate” は「指名する」という意味です。
- to formally choose someone or something for a particular purpose
- FORMAL to give someone or something a particular name, title, or description
- to represent something in a particular way, for example with a sign or symbol
(特定の目的のために、公式に人や物を選ぶ、という意味なんですね〜!)
難しい単語にも見えますが、日常生活で目にする機会は意外にけっこうあります。
補足
というわけで、なんでコースターに “Be the designated thinker.” と書いてあったのか、私はいまいちよくわからなかったのですが、ジェガーさんは隣で「ほほう」と一言。
「どういう意味なん?」と聞くと、「”designated driver” ってわかる?」
「ううん」
「何人かで車に乗って飲みに行く時、運転手は飲まれへんやんか。その時に運転手になる人のことを “designated driver” って言うねん。」
designated driver: someone at a social event who agrees to drink no alcohol and drive their friends home
(社交イベントで、アルコールを飲まずに友達を家まで送っていく人のこと、なんですね〜)
「じゃあ “Be the designated thinker.” っていうことは・・・」
「”designated driver” じゃなくて “designated thinker” になれってことやな。さすがエコノミスト。」
「あっ、これエコノミスト誌のコースターなんや!」
お酒とエコノミスト誌って、なんだか意外な組み合わせです。通勤中にエコノミスト誌の広告を見るより、インパクトあります。しかも、お酒とエコノミスト誌をうまく結びつけたキャッチコピーで、さすがです。
感心しつつ、ジェガーさんの選んだピザを食べながら、ひたすら観終わった『キャプテン・アメリカ』について語り合う私たち。けっこう喋っていましたが、店を出るとまだ時間があります。
「この後どうする?」
「家で映画観たいな」
まだ観るんかい!という感じですが、何を観るのか聞いたらマーティン・スコセッシ監督の『ミーン・ストリート(Mean Streets)』(1973)だったので、私も賛成。
映画館で観る映画も好きですが、やっぱり家でリラックスしながら観る映画も好きです。最近あまり家で映画を観ていなかったので、私も久しぶりにめちゃリラックスできました。
今年も誕生日を喜んでもらえて、私もジェガーさんと一日デートできて、めちゃ良かったです。