アメリカでチェック(小切手)を書く時の注意
アメリカに来て、いまだに書く時にちょっと緊張するものの一つがチェック(check / 小切手)。
先日もチェックを書いていて不安になり、ジェガーさんに確認してもらったので、私自身の復習も兼ねてチェックの書き方をまとめてみたいと思います。
ポイント
基本的なチェックの書き方は、以下のビデオがシンプルでわかりやすかったです。
私はいつも “Pay to the order of” のところを何て書くかで迷うのですが、請求書や申込書によっては “Make check or money order payable to:” という項目に書いてあったりするので、その場合はそこに書かれている表記を写せば問題ありません。
一方、チェックを書く時に注意することもあります。
- 鉛筆で書かない(Don’t write in pencil)
- 何も書かれていないチェックに署名だけしない(Don’t sign a blank check)
- 預金の残額以上の金額を書かない(Don’t write a check your account balance can’t cover)
- 金額を書く時に、余分なスペースを作らない(Don’t leave a gap between the border of the box and the amount)
- 金額を書く時は、できるだけ左端から書く(Start the written amount as far left as possible)
- 傍線を引くのを忘れない(Don’t forget to draw a line)
- 署名と日付を忘れずに!(Don’t forget to date and sign the check)
- 間違いは線を引いて消さない(Don’t cross out mistakes)
理由は読みやすくするため、そして誰かに書きかえられるのを防ぐためです!
署名されていると、金額を書きこめばそのチェックは有効になるので、誰かに悪用される可能性があります!
チェックで支払う額が、自分のチェッキング・アカウントに振り込まれている額を超えないか、これは本当に要チェック。もしも超えてしまったら、場合によってはペナルティ金を払わないといけません!
変にスペースがあいていると、誰かが数字を書き足してしまう可能性があります!
これも、誰かが数字を書き足すのを防ぐため。
上記に同じ。
署名や日付がなければ、そのチェックは無効です。逆にこの2つが書かれているとチェックは有効になってしまうので、②のようなことにならないよう注意しなければいけません。
シュレッダーで細かくして処分するか、大文字で「VOID(無効)」と大きく書いて、新しいチェックに書き直す必要があります。
あと「チェックを送る時」に関して一つ付け加えるなら、チェックを封筒に入れて郵送する時は、チェックが透けて見えるとこれまた盗まれる可能性などがあるので、白い紙などで包んで封筒に入れた方が安全です。私はいつもレターサイズのコピー用紙を三つ折りにしてチェックを包み、封筒に入れています!
我が家は光熱費などの支払い作業は全てジェガーさん担当なので、私が普段チェックを書く時といえば、病院から請求が来た時くらいであまりしょっちゅうではないのですが、だからといってジェガーさんにいちいち確認してもらわなくて済むように、これを機にちゃんと覚えようと思います。
▼子供向けではありますが、パソコンのキーボードやマウスを使って実際にチェックの書き方を練習できるので面白いです→ Writing a Check | TheMint.org
復習
Q.「チェックを書く時にやってはいけないこと」の3つ目に “Don’t write a check your account balance can’t cover” と書いてありますが、この “cover” はどういう意味でしょう?
A. ジャーナリスト・山本美香さんの訃報ニュースで耳にした「cover」の意味とは? | ツカウエイゴ
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