バットマンのフィギュアで目にした「biff」の意味とは?
前回私が一人で一時帰国した時、ジェガーさんは寂しくて「テレビゲーム買ってもた」と言ってきたのですが、今回も一時帰国から戻ってくると「また買ってもた」と言ってきました。
「今度は何買ってもたん」
「フィギュア買ってもた」
「うん、知ってる」
なぜ私が知っているかというと、ジェガーさんがフィギュアを買った後、嬉しさのあまり Facebook に投稿していたからです。便利な世の中になったものです。
「見たい?見たい?」
ジェガーさんは買ったフィギュアを見せたくてたまりません。「見たい?」と言いながらめっちゃ見せてきました。
「えらいポーズ決まってるやん」
「ええやろ」
さらにジェガーさんは、「土台のパターンもう一つあんねん」と言って、目の前でバットマンをいじり始めました。
その土台に記されていた “biff” という表現が目につきました。
ポイント
“biff” は「げんこつで強打する」という意味です。
biff: to hit someone in a rough way with your fist (=closed hand)
(拳を使って誰かに手荒く攻撃する、という意味なんですね〜)
私もジェガーさんの影響でアメコミを何冊か読んだことがありますが、日本の擬音語のような表現はアメコミでもよく使われています。
他によく見かけるのは、
- pow(日本語の「バシッ」に近い)
- bang, bam(日本語の「バンッ」に近い)
- boom(日本語の「ドカーン」に近い)
- crack(日本語の「カーン」に近い)
など。日本の漫画の英訳版などでも目にします!
補足
ジェガーさんによると、このフィギュアは、1967年に放映されていたテレビドラマシリーズ版バットマンのエピソード3に登場したサーフィン・バットマンがモデルになっているそうです。
ジェガーさんはこの1960年代のバットマンがやたらお気に入り。私もこのちゃっちいバットマンはツボです。
この後ジェガーさんは自分の iPod Touch で熱心にバットマンの写真を撮り続け、ひたすら自分の Facebook にアップし続けてはりました。
その様子を私は遠巻きに見守っていたのですが、後でジェガーさんの Facebook にアップされた batgraphy を見てびっくり。私の写真とは本気度が違います。
もはや同じフィギュアとは思えません。なんか本物っぽいです。
「好き」って、すごいですね。