カジュアルに使われることもある「You are insane!」の意味とは?
先週末、家に荷物を置きに来た友人が荷物を取りに戻って来た後、そのまま一泊していきました。
それで、夜はわが家で『ストリートファイターII(Street Fighter II)』で盛り上がったのですが、ジェガーさんの友人が強すぎて誰も敵いません。その後しばらくしてジェガーさんが「波動拳」を連発する戦法を編み出し、ついにジェガーさんの友人を撃破しました。
すると友人が “You are insane!” と言いました。
ポイント
“insane” は「正気でない」という意味ですが、日常会話で使われる時は、カジュアルに “You are crazy!” と言うのと同じニュアンスで “You are insane!” と言われることがあります。その場合、軽蔑的な意味合いはありません。
- [INFORMAL] very stupid or crazy, especially in a way that is likely to cause serious problems, harm, or injury
- [OLD-FASHIONED] suffering from very severe mental illness so that you cannot be considered legally responsible for your actions. It is usually considered offensive to call someone insane, although this word is still used in some legal or official phrases
ただし、軽蔑的な意味合いで “insane” を使う場合も多いので、使い方には要注意です!
補足
最近ジェガーさんが発見したコメディ番組『Drunk History』でも、たくさん飲まされた “語り手” が “You are insane!”(0:10)と言っていました。
このコメディは、タイトル通り、べろべろに酔っぱらった人たちが歴史話を語ってくれるという、非常に面白いコンセプトになっています。
一つ一つの物語は真実ですが、なにぶん語り手が酔っぱらっているため、話し方はめちゃ適当。彼らの話に合わせて再現映像が流れるのですが、上の映像の場合、語り手がげっぷ(burp)をしたら再現映像の中の登場人物もそれに合わせてげっぷをしてしまいます。しかも、再現映像に出ている役者さんたちは有名な人が多く、上の映像ではジャック・ブラック(Jack Black)やボブ・オデンカーク(Bob Odenkirk)、テレビドラマ『30 Rock』で知られるジャック・マクブレイヤー(Jack McBrayer)などが出演。彼らが酔っ払いの生み出すセリフに合わせて演技をしているのを観ると、笑ってしまうのと同時に、「この人たち、やっぱりプロの俳優なんやな〜」と感心すらしてしまいました。
歴史番組といえば、これまでは下の映像のような感じでちょっと堅い印象がありましたが、「酔っ払いが語る」という設定にするだけでここまで面白くなるなんて驚きです。笑いながら歴史も学べて、まさに一石二鳥。
他にもいろいろなビデオがあります。
クリエイターのデレク・ウォーターズ(Derek Waters)さんは、最初はこのショーを YouTube に投稿していたそう。
YouTube に最初に投稿された映像:
彼のインタビューによると(via Complex, etc.)、友人が酔っぱらってオーティス・レディング(Otis Redding)の死について熱く語り始めたことが制作のきっかけになったようです。
実は、ジェガーさんも酔っぱらうと熱く語ります。顔色だけみていると酔っぱらっているのかわかりづらいのですが、何かについていきなり熱く語り始めたら、それはジェガーさんが酔っているサイン。本人に言ったら、「めっちゃ当たってるわ!」とバカウケしてました。
ちなみに私は酔っぱらうとすぐに顔に出るので、酔っているかどうか一発でわかります。
※アイキャッチ画像:By Kotivalo (Own work) [CC-BY-SA-3.0] via Wikimedia Commons