アメリカの運転教本で目にした「one-one-thousand」の意味とは?

今、事情があって運転免許を取ろうとしています。



そこで連日、州政府が発行している教本を読んでいるのですが、前方確認について書かれた項目に

2. Start counting: one-one-thousand, two-one-thousand, three-one-thousand, etc., until you reach the object.

と書かれていたのが気になりました。
one-one-thousand

ポイント

私は全然知らなかったのですが、秒数を正確に計る時、”one, two, three…” の間に “one-thousand” を入れて、”one-one-thousand, two-one-thousand, three-one-thousands…” と計るのがアメリカではわりと一般常識みたいです。

“one-thousand” と言う間隔がちょうど1秒にあたるんですね。

面白いな〜と思っていたら、先日『ワールド・ウォーZWord War Z)』(日本は8月10日公開)を観に行った時も、主演のブラピが “one-one-thousand, two-one-thousand, three-one-thousands…” と数えていました!(ゾンビから攻撃を受けても、数秒経ってゾンビに変化しなければ人間のままでいられるため)

というわけで、教本では自分が何秒先を見ているのかを調べる方法として、

  1. できるだけ遠くにある道路脇の標識や電柱など、固定された物を見つける
  2. その物体にたどり着くまで、one-one-thousand、two-one-thousand、three-one-thousand のように数える
  3. その数えた秒数が、何秒先まで見ていたかを示す

が紹介されていたのでした。

補足

先ほどの画像を見てお気づきかもしれませんが、私は今、教本を手持ちの iPad mini で読んで勉強しています。

これまで PDF はずっと配布されていたのですが、この間チェックしたら epub と Kindle 用ファイルもダウンロードできるようになっていたので、さっそく epub ファイルをダウンロードしてみました。
Driver guide

(via WA State Licensing: Driver guide

PDF がダウンロードできただけでも十分便利ではあったのですが、epub もめっちゃ快適。iPad mini はたいてい持ち歩いているので、好きな時にいつでも教本の勉強ができます。

さらにもう一つ便利なのが、教本に日本語版もあること!日本語版は PDF のみですが、これも iPad mini で快適に読めます。
Driver guide in Japanese
ちなみに、学科試験も日本語で受けられます!

実際に運転するのはアメリカなので、私は一応先に日本語版を読んで、今英語版を読んでいるのですが、テストはもしかしたら日本語で受けるかもしれません。