Apple の新しいテレビ広告で耳にした「enhance」の意味とは?

6月10日に開幕したアップル(Apple)の開発者向けイベント『Worldwide Developers Conference(WWDC)』。


Apple WWDC 2013
私は初日の基調講演は見ていなかったのですが、Twitter やニュースで話題を追っていると、Apple の新しいテレビ広告を目にしました。

さっそく見てみると、”We spend a lot of time on a few great thing. Until every idea we touch enhances each life it touches.” というナレーションがありました。

ポイント

“enhance”〔発音:アクセントは後半です〕は、「高める」という意味です。

enhance | Macmillan Dictionary

enhance: to improve something, or to make it more attractive or more valuable

(何かを向上させたり、より魅力的にしたり、より価値のあるものにしたりする、という意味なんですね!)

「私たちは一握りの素晴らしいものに膨大な時間を費やしています。私たちの関わるアイデアの一つ一つが、そのアイデアの触れる一人一人の人生をより良いものにするまで。」とナレーションは言っていたのですね。めちゃ詩的です。

別バージョンもありました。

補足

というわけで、今年の WWDC は、私の印象では目玉が2つあったように思います。まず一つ目は、iOS 7
iOS7
私も iPhone 4S を使っているので、人事ではありません。基調講演を見る代わりに、iOS 7 のプロモーション映像をチェックしてみました。

この動画なんですが、なんと大阪弁バージョンも出ています。大阪の人がアフレコをしてはるのですが、これを聞くと一気にジョナサン・アイブが大阪のおっちゃんに見えてくるから不思議。めっちゃ親近感わきます。

もう一つの目玉は、Mac Pro。黒い円筒形の形が斬新すぎて、話題を呼びました。サイトの Mac Pro のページも真っ黒になっています。
Mac Pro
Mashable@mashable)の記事『25 Things the New Mac Pro Looks Like』(6.10.2013)では、Twitter 上でのさまざまな反応が取り上げられていました。

中でも多かったのは、ダース・ベーダー派。

(新しい Mac Pro を見た父の一言「うわ、ダース・ベーダーのティッシュ・ホルダーみたい」)

あとは、ゴミ箱派やトイレット・ペーパー派も何人かいました。

(新しい Mac Pro は保証買っといた方が良いかも。容れ物みたいやから、物投げ入れてしまいそう。)

(新しい Mac Pro、世界で最も未来的なトイレットペーパー・ロールみたいやな。)

みんな言いたい放題です。ちなみに私はというと、映画『2001年宇宙の旅』(1968)に出てくる黒い物体を連想しました。(下の予告編には、残念ながら黒い物体は出てきません)

ただならぬ存在感と言い、威圧感と言い、不気味具合と言い、『ツァラトゥストラはかく語りき』が流れてきそうです。

アーティスト:The City of Prague Philharmonic
リリース:2009-04-13(Soundtrack)
価格:150円 – (視聴する)
(アルバム:ベスト・サウンドトラック・30・トラックス・プラス 〜オールタイム・ベスト〜の8曲目に収録されています)

iOS 7 も Mac Pro もこの秋登場予定だそうで、LA Times の記事『Will your Apple device be able to update to iOS 7?』によると、iOS 7 に関しては iPhone 4、4S、5、最新の iPod Touch(昨年後半に発売されたモデル)、iPad 2、3、4、iPad mini(=初代 iPad 以外)がアップデートの対象になるとのこと。

ただし、近くにいる人と情報を共有できる AirDrop 機能が使えるのは iPhone 5 のみとなっています。私は iPhone 4S なので、関係なさそうです・・・