「遅くなったけど誕生日おめでとう」は英語で何と書く?
先週の金曜日は、ジェガーさんの誕生日でした。
当日は朝から「Facebook にめっちゃメッセージ来てる!」とはしゃいでいて、午後になってもまだ「うわっ!またメッセージ来てる!」と喜んでいます。
翌日になっても「まだメッセージ来てんねんけどー!」と言っているので、横からジェガーさんの Facebook をのぞき見ると、”Happy Belated Birthday!” と書かれていました。
ポイント
日本語でも、誕生日を過ぎてしまったけどそれでも「誕生日おめでとう!」と言いたい時、「遅くなったけど誕生日おめでとう〜!」と言いますが、英語では “Happy Belated Birthday!” と言うんですね!
late だけだと birthday を修飾することができないので、be + late = belated となっています。
- delayed beyond the usual time
- existing or appearing past the normal or proper time
(2. の例文は “She received belated recognition for her scientific discovery.〔彼女は後になって科学的発見を評価された〕” となっていました!)
補足
というわけで、昨年の誕生日もジェガーさんは全く同じように Facebook を見て盛り上がってはったのですが、今年もたくさんの人に祝ってもらったみたいで良かったです。
ちなみに誕生日は何をしたかというと、家にいました。
私は誕生日は、どちらかというと普段行かないような「特別な場所」に連れていってもらいたいタイプなのですが、ジェガーさんに「今日誕生日やし、どっか良いレストランでも行く?」と言うと、
「家でピザ食べる」
「それいつも食べてるやん!ほな、今日はちょっと良いピザにする?」
「いつものピザでええねん」
やたら「いつも通り」にこだわるジェガーさん。そういえば、ジェガーさんは毎年誕生日は「家でいい」と言ってはる気がします。「まあ、本人がそれで良いって言うなら、それでいいか」と思っていると、
「そのかわり、ビール持ってきてくれへん?」
「ビール?ええよ」
ビールを持って行くと、なんかめっちゃ喜んでいます。いつもビールを自分で出して飲んでいるので、「最高やー!」とか言ってはります。
「なあなあ、ビールもう1本持ってきてくれへん?」(持っていく)「最高やー」
「あっあれも取ってくれへん?」(取って渡す)「最高やー」
「ちょっと寒くない?掛け布団欲しいなー」(持っていく)「最高やー」
だんだん私も気付いてきました。ジェガーさんも私も誕生日は特別に過ごしたいと思っているのは同じなんですが、私は特別な場所に連れて行ってもらうことでその欲求を満たしたいと考え、ジェガーさんは特別扱いされることでその欲求を満たしたいと考えているようなのです。
私は今まで「自分がされて嬉しいことをすれば相手も喜ぶはず」と考えて、ジェガーさんの誕生日にも「どっか特別なところに連れていってあげなければ!」と毎年思っていました。なので、ジェガーさんと誕生日を家で過ごすたびに、「ジェガーさんは私に気を遣ってくれてたんちゃうやろか」「本当はジェガーさんもどっか行きたかったんちゃうやろか」という不安な気持ちがありました。でも、どうやらジェガーさんにとって一番嬉しいのは、わがままに好き勝手できることで、いつもよりちょっと良いレストランに行っても疲れるだけだったみたいです。
今更気づいたんかい、という感じですが、おかげで今年はいつになくお互い居心地の良い誕生日になりました。そして翌日。
「なあなあ、コーヒー作ってくれへん?」
「うち今コーヒー作ってる余裕ないし、悪いけど自分で作ってー」
「・・・あっそっか、もう誕生日終わったんや」
また来年の誕生日まで待ってください。