アメリカで防災!緊急避難グッズを再確認
先日復興支援のチャリティ・イベントに参加した後、家に帰ってふと思い立ち、この機会に改めて緊急避難グッズを見直してみることにしました。
こちらが私の緊急避難バッグ。留学時代の友人が帰国する前に置いていってくれました。
中には友人から譲り受けた時に入っていた特殊マッチや笛、応急手当品のほか、私が追加したホッカイロや水、マスク、ライト付きボールペン、ビニール袋、そして汗拭きシートが入っています。非常食も入れてましたが、賞味期限が切れていたのでほかしました。
では、米赤十字(American Red Cross)の提供している『Emergency Preparedness Checklist(緊急対策チェックリスト)』をもとに、必要なものを再確認してみます。
Emergency Preparedness Checklist | American Red Cross
- 1人1日1ガロンの水。(A supply of water (one gallon per person per day). Store water in sealed, unbreakable containers. Identify the storage date and replace every six months.)
- 非常食、缶詰めの場合は電動式でない缶切りも。(A supply of non-perishable packaged or canned food and a non-electric can opener)
- 服の着替え。雨具。しっかりした靴。(A change of clothing, rain gear and sturdy shoes.)
- 毛布や寝袋。(Blankets or sleeping bags.)
- 救急用具や処方薬。(A first aid kit and prescription medications.)
- 予備のメガネ。(An extra pair of glasses)
- 電池式のラジオ。懐中電灯。そして十分な量の予備の電池。(A battery-powered radio, flashlight and plenty of extra batteries.)
- クレジットカードと現金。(Credit cards and cash.)
- 車の予備のキー。(An extra set of car keys.)
- かかりつけの医者のリスト。(A list of family physicians.)
- 重要な家族の情報に関するリスト。(A list of important family information; the style and serial number of medical devices such as pacemakers.)
- 幼児やお年寄り、体の不自由な家族のための特別用品。(Special items for infants, elderly or disabled family members.)
米連邦緊急事態管理局(FEMA)のサイトの『Basic Disaster Supplies Kit』というページにも同じように書いてあったのですが、1人1日1ガロン(約3.8リットル)の水というのは飲み水用と衛生用に使うためみたいです。FEMA には最低3日分は用意しておいた方が良い」とありました。水の入っている容器は、蓋が開いていなくて壊れにくいものであることを確認し、6ヶ月ごとに交換します。
それだけの水は私のリュックには到底入りそうにないですが、とりあえず家には確保しているので良しとします。でも、リュックに入れる水のボトルももうちょっと増やした方が良いかな。
非常食も FEMA のサイトには「最低3日分」と書いてありました。
家には保存食が数日分ありますが、リュックの中にもともと入っていた非常食は賞味期限が切れていたので、また準備しなきゃです。
靴は長靴を持っていますが、服の着替えも雨具も見落としてました。私のいるところは雨がよう降るので、確かにレインコートとかウィンドブレーカーとかあった方が良いかも。
毛布はいっぱいありますが、寝袋は家にありません。念のため寝袋も買っておいた方が良いかな。
これは大丈夫ですが、タオルやティッシュも入れておこうと思います。ビニール袋は入ってますが、ガムテープもあった方が良いかな。
これも見落としてました。私はジェガーさんと違ってコンタクトをつけている時はメガネを持ち歩かないので、これ確かに重要です。
電池は忘れそう・・・っていうか、忘れてました。ラジオは家にないので要検討します。携帯の充電器の予備も入れておこうかな。
我が家は車なしですが、家の鍵の予備もあった方が良いかな。
例にはペースメーカーの型やシリアル・ナンバーなどが挙がってましたが、家族の連絡先とかも書いておいた方が良いかもしれません。ジェガーさんやジェガーママの写真も用意しておこうと思います。念のためパスポートやグリーンカードのコピーも。
というわけで、追加した方がいい物いっぱいでした。参考にした Red Cross の PDF には緊急時の連絡先を書くスペースがあったので、さっそく PDF を印刷して記入し、リュックの中に入れておきたいと思います。
海外在住および長期滞在の場合は、大使館や総領事館への在外届の提出も忘れてはいけません。
「在留届」をご存知ですか?これから海外で3ヵ月以上滞在を予定される方へ | 外務省
在留届を出したかどうかわからない人は、以下のリンクからチェックできます。私もチェックしてみましたが、ちゃんと出してました。ほっ。
ORRnet – 当サイトで在留届を提出したか分からない方 | 外務省
ちなみに、米赤十字には Red Cross Store があって、いろいろ必要な物が買えます。
短時間の非難に役立つ『Personal Safety Emergency Pack』($11.00)や、3日間分の非難グッズが揃っている『1 Person 3 Day Emergency Preparedness Kit Basic』($50.00)など、最低限必要なものがまとまったキットも手頃な値段で売っています。
とりあえず私は先ほどのチェックで、緊急時のラジオと寝袋は買っておいた方が良いかもと思ったので、『Red Cross FRX1 Eton Emergency Radio』($25.00)と『Emergency Bivvy』($17.00)の購入を検討したいと思います。あと予備の電池も。
先日、確定申告の還付金(tax refund)を受け取ったところなので、この機会にジェガーさん用のリュックも買っておこうかな。
追記
先日紹介した米赤十字の地震対策アプリ(Earthquake App)でも、チェックリストが確認できました!