標識で見かける「YIELD」の意味とは?
ランニングコースやサイクリングロードとして地元の人に人気のトレイル(trail)を走っていたところ、こんな標識を目にしました。横断歩道や人通りのある場所などの近くに多いです。
地面に書いてあるところもあります。
ポイント
私は最初の頃 “yield=生産する” という意味しか知らなかったのですが、標識では「ゆずれ」という意味になります。
- to produce something useful such as information or evidence
- to make a profit
- to produce fruit, vegetables, or other foods
- to finally agree to do what someone else wants you to do
- to stop controlling yourself and finally do something that you were trying not to do
- to give something to someone else
- [AMERICAN] to allow another vehicle to go before you when you are driving
- [FORMAL] if something yields when you push or pull it, it moves or bends
(道路標識としての「ゆずれ」で yield が使われるのはアメリカ独特なんですね〜! 1. の a) は以前映画『ダークナイト・ライジング(The Dark Knight Rises)』(2012)に関するニューヨーク・タイムズ紙の記事を読んだ時に “Midnight screenings yielded an estimated $30.6 million(ミッドナイト・スクリーニングは推定3060万ドルの売り上げを生み出した)” という文脈で目にしました。1. の b) はレシピでもよく “Yields: 2 servings(できあがり:2人分)” と書かれているのを見ます。4. は圧力などでたわんだりへこんだりすることを表しています。)
ちなみに “peds” というのは “pedestrians(歩行者)” の略です。1枚目と2枚目の写真は「歩行者に譲ってください」と言っていたんですね〜!
補足
ところで、トレイルを走っていると、よく後ろから自転車が “On your left.(左通ります)” と言って通り越していきます。日本でランニングをしていた時はこんな風に声をかけられたことがなかったので、いちいち反応してしまいそうになるのですが、先日やっとその意味がわかりました。
「追い抜く時はベルを鳴らすか声をかけること」というルールがあったんですね〜
実際ベルを鳴らす人はほとんどいなくて、たいていは優しく声をかけてくれるので、こちらも不快な気持ちにならず、良いコミュニケーションが取れています。逆にもし私が自転車に乗っている立場やったら、慣れていないと声をかけるのをちょっと恥ずかしく思ってしまうかもしれませんけど・・・
ちなみに、追い抜いてくるのは自転車の時もあれば、
2人乗りのタンデムの時もあり(後ろが子どもバージョンもあり)、
子ども用のカートがくっついている時もあれば、
子ども用のカートによく見ると犬が乗っている時もあります。
犬が乗っているのを見た時はさすがにジェガーさんも驚いてはりました。