タイプミスをしてしまって英語で謝りたい時の参考例

たまに友人からパーティやイベントの招待などが来た時に、曜日と日付が合っていないことがあります。先日もまさに “Sunday, September 1st” と書かれたメールが来たので、「9/1(土)か9/2(日)かどっち?」と聞くと、返事に “My apologies for the typo!” と書かれていました。



ところがその直後、どうやら私もそのメールに影響を受けたのか、間違って “Sunday, September 1st” と書いたメールを友人に送信。「どっち?」という返信を受け取って初めて気付き、私も “My apologies for the typo!” を使わせていただきました。

ポイント

“typo” は “typographical error” の略で、「打ち間違い」という意味です。

typo | Merriam-Webster Dictionary

typo: an error (as of spelling) in typed or typeset material

ちょっとしたタイプミスなら相手も「ああ、打ち間違えたんやな」とわかってくれますが、イベントの日付など、ミスすることによって影響が出るようなタイプミスはやっぱり気をつけないといけません。

補足

実は連日紹介しているニール・アームストロング(Neil Armstrong)氏の訃報でも、タイプミス事件がありました。なんと、NBC News がニール・アームストロングとするべきところをニール・ヤング(Neil Young)としてしまったのです!
NBC - Neil Young
確かに「ニール」と聞いたらついつい「ヤング」が出てくる人は多いかもしれませんが、これは痛い・・・!なんといったって、見出し(headline)ですからね!ニール・ヤングさんもびっくりです。

このタイプミス事件について詳細に記している The Atlantic Wire の記事(『NBC News Mistakenly Reports the Death of ‘Astronaut Neil Young’』)によると、もともとこの訃報は NBC News が最初につかんだ特ダネだったんだそう。

ところが、記事にまとめる際に急ぎすぎたのか、「ニール・ヤング」に誰も気がつかないまま記事が公開されるという悲劇が生まれてしまいました。
現在はタイトルが修正されており、”Editor’s note: An early headline on this story briefly misstated Neil Armstrong’s name.(編集者注:当初一時的に、見出しのニール・アームストロング氏の名前を誤って表記しておりました。)” という注意書きが添えられています。

先月紹介した医療保険制度改革法(health care reform)の連邦最高裁判所(Supreme Court)判決における CNN と FOX の誤報もそうですが、なんか最近アメリカのメディアおっちょこちょい多いです。

でも悪気はないはずなので、The Atlantic Wire も記事の最後で「これで責任を負った人が誰も辞めていませんように(We just hope whoever was responsible doesn’t get fired for it.)」と書いていました。私が推測するに、「編集者注」にお詫びの言葉が含まれていないので、おそらく無事だったのではないでしょうか。