デオドラントに書かれていた「Apply to underarms only.」の意味とは?
「今からちょっとドラッグストア行ってくるけど、何か買ってきてほしいもんある?」と聞くと、「何もないで」と言っていたジェガーさん。歩いていたら電話がかかってきました。
「やっぱ買ってきてほしいもんあんねんけど。」
「何?」
「『Old Spice』のクラシックのオリジナル・セント。」
一瞬何のことかわかりませんでしたが、ジェガーさんがお風呂上がりにいつも脇に塗っているデオドラントに確か『Old Spice』と書いてあったような気がしたので、「あ〜あの脇に塗ってるやつ?」と聞こうとしたのですが、「脇」の英単語が出てきません。なんぼ考えても “shoulder(肩)” がよぎって邪魔をします。
「”shoulder” じゃなくて “under shoulder” でもなくて・・・」と電話越しにぼそぼそ言っていると、「underarm って言いたいんか?」とジェガーさんが助け舟を出してくれました。
「あっそうそう “underarm”!」
「それそれ、それのクラシックのオリジナル・セントやからな!!」
やたらクラシックのオリジナル・セント強調するな〜と思いながらドラッグストア(drugstore)に行き、忘れないよう自分の買い物の前に “Old Spice, old spice…” と男性用デオドラント(deodorant)コーナーで探したところ、『Old Spice』は無事見つかったんですが、種類がめっちゃあります。
『Old Spice Classic』と『Old Spice Original』というのがあって、まずそこで迷いましたが、よく見ると『Old Spice Classic』にはさらに『Old Spice Classic Fresh』と『Old Spice Classic Original Scent』があることが判明。これが「クラシックのオリジナル・セント」の意味か!
と思いきや、なぜか『Old Spice Classic Original Scent』も2種類あります。「ややこしー!」と思いながらも、家にあったやつは確か真っ赤やったはず・・・と一生懸命記憶をたどり、参考にパッケージの裏(back label)も見てみると、「Apply to underarms only.」と書かれていました。
ポイント
“apply” は「適用する」「申し込む」と私は昔覚えましたが、日常生活では「〜を塗る」という意味で薬などのパッケージの裏に書かれているのもよく目にします。
- to make an official request for a job or a place to study at a college or university, or for permission to do or have something
- to use a particular method, process, law, etc.
- to affect or be relevant to a particular person or thing
- to put a layer of something such as paint onto a surface
- [FORMAL] to use physical force in order to make something happen or work
(薬やクリームの他にも、絵の具などにも使われるんですね。例文は “Sara applied her lipstick carefully.” となっていました!)
補足
ところで、このデオドラントの裏を見た時にちょっとびっくりしたのが、このキャッチコピー。
IF YOUR GRANDFATHER HADN’T WORN IT, YOU WOUND’T EXIST.
あなたが生まれてきたのはおじいちゃんのおかげというよりも、おじいちゃんが 『Old Spice』を使ってきたおかげ、らしいです。
1938年創業ということで、「おじいちゃん」となっているところがポイント。
家に帰るとさっそく「『Old Spice』のオリジナルのクラシック・セントちゃんと買えたー?」とジェガーさんが言ってきたので、品物を見せると、「おー!これこれ!種類多いからちょっと心配しててん!」
種類多すぎるわ!