カフェなどでよく見る “half & half” は何と何のハーフ?

コーヒーを飲む時、私はブラック派ですが、ジェガーさんはいつも “half & half” を入れはります。カフェに行ってもよく “whole milk(全乳)” とか “non-fat milk(無脂肪乳)” の他に “half & half” があって、私は最初の頃ずっと「half & half って何と何のハーフやねん」と思っていました。


half & half

ポイント

half & half は、ずばりミルクとクリーム(coffee cream / light cream)のハーフ。ミルクよりはコクがあるけど、クリームよりはカロリーが低いという絶妙なバランスになっているそうです。

種類 脂肪率 飲み物 料理 ホイップ
whole milk 3.25% ×
half & half 10-15% △(クリームの代わり×) ×
light cream(coffee cream) 18-30% ×
(light) whipping cream 30-36%
heavy whipping cream 36-40%
heavy cream 36-40%

補足

ということで、half & half は使うのが主に飲み物で、いくらクリームが入っているとはいえ、クリームの代用にすることはちょっとできないみたいです。

ちなみに、About.com の記事『Half and Half』によると、アメリカではライト・クリーム(light cream)が手に入りにくいため、half & half をもし手作りするならヘビー・ホイッピング・クリーム(heavy whipping cream)と牛乳を1:4の割合で混ぜるか、ライト・ホイッピング・クリーム(light whipping cream)と牛乳を1:3の割合で混ぜると良いそう。また Food.com の記事『Kitchen Dictionary: half-and-half』によると、ホイッピング・クリームが家にない場合は、1カップよりも大さじ2少なめの牛乳に溶かしたバター大さじ1.5を加えると、1カップ分の half & half になるとのこと。half & half が切れるとジェガーさんはいつも代わりに牛乳を入れて済ませてはるので、今度これ試してみようかな。

ちなみに、日本の「生クリーム」に相当するものは、”heavy cream” です。Cooking Light の記事『Heavy Cream vs. Whipping Cream』によると、”heavy cream” と “heavy whipping cream” の違いはほとんどないみたいですが、”heavy cream” の方がホイップがしっかりできて持ちが良いので、お菓子作りのパイピングなどにはより向いているとのこと。

あと、先ほどの About.com の記事『Half and Half』によると、イギリスでは “half & half” じゃなくて “half cream” と呼ばれているそうです!

クリーム関係ほんまややこしくて、私は実は最初の頃「アメリカには生クリームは売ってないんや」と思っていましたが、ちゃんと調べるといろいろ種類があって面白いです。