美術館の入口の看板で目にした「bypass」の意味とは?
私のいるところは、毎月第一木曜は市の美術館や博物館が基本的に無料になります。そこで1月2日(木)は、ジェガーさんの希望で、入場料が半額になった特別展「ペルー展(Peru: Kingdoms of the Sun and the Moon)」を観に行ってきました。
すると、入口の看板に「Bypass the Ticketing Desk & go straight to the FOURTH FLOOR」と表記されていました。
ポイント
“bypass” は「避ける」という意味です。
- to avoid dealing with someone or something, especially because you think you can achieve something more quickly without using them
- to avoid the center of a town or city by using a road that goes around it
- [MEDICAL] to perform a medical operation to make someone’s blood flow past a blocked or damaged part of their heart rather than through it
(早く目的に到達するために、やりとりや手続きを避けること、という意味なんですね。2. の意味では、日本語でもバイパスと言いますね!)
つまり、看板には「チケットカウンターを経由せず、まっすぐ4階に向かってください」と表記されていたのでした。
補足
というわけで、ペルー展でジェガーさんが最も気に入ったのは、これでした。
頭部がネコ科の動物(feline)で、足がタコで、足の先がナマズ(catfish)の頭になっているすごいデザイン。頭部につけるオーナメントだそうです。「ペルーのモナリザ(Mona Lisa)」と呼ばれている国宝で、2006年に修復されて以来、ペルー国外で公開されるのは今回が初めてだそう。
ジェガーさんはこれにもうずっと釘付けになってはりました。
一方、私が最も惹きつけられたのは、マチュピチュ(Machu Picchu)を微速度撮影した(time-lapse)動画。展示を入ってすぐのスペースに大画面で表示されていて、思わずそこに立ち続けてしまいました。
マチュピチュは私も2007年にバックパッカーとして行ったのですが、思っていたよりもかなり観光地化していたことに当時驚いたのを覚えています。でも、目の前で流れる動画はそんな観光客あふれるマチュピチュではなく、まさに自然に溶け込む空中都市マチュピチュという感じで、どんなに見続けても飽きないほど神秘的でした。
一度でもその土地に行ったことがあると、こういう展示を見たり普段映画を観たりする時に、その土地に生きる人々の生活や文化が想像しやすくなるので、すごく面白いです。