使い方に要注意!?2012年度「会話で使われるとうっとおしい(annoying)単語」発表
Marist Poll が発表した、2012年度「会話で使われるとうっとおしい(annoying)単語ランキング」。会話で使われるとうっとおしい単語って何やろ?と思いましたが、わかりますか?
以下、順位です。
“Whatever” Still Viewed As Most Annoying Word or Phrase, Just Sayin | Marist Poll
- whatever
- like
- you know
- just sayin
- Twitterverse
- gotcha
なんとこの単語、4年連続「会話で使われるとうっとおしい単語」1位やそうです。
ロイター通信のこの内容の記事のタイトル(『So you find certain words annoying? Whatever』)のように、”whatever” は「まぁなんでもええけど」と言ったニュアンスがあるため、投げやりな感じや面倒くさそうな感じ、適当な感じを与えるのでしょう。
私は正直あまり気にならなかったのでちょっと意外でしたが、4年連続1位になるくらいやったら、いややと思っている人はきっと多いと思うので、使い方には気をつけようと思います。
“like” は、ニューヨーク・ポストの同じ内容の記事タイトル(『So we’re all, like, whatever!』)に使われていますが、日本語でいう「みたいな」にすごく近い表現だと思います。
これはわかります。連発されると、めっちゃ気になります。
“you know” は言葉に詰まった時や、「〜やんか」と相手の同意を求める時、何も関係ない時なんかにも、使いまくる人はほんまに使いまくりはります!口癖みたいになっている人もいます。
これもわかります。
“just sayin” も適当な印象を与える言い方。”saying” の “g” がないところからわかるように、独り言のような感じで、最後は消え入るように言わはるのがポイントです。
追記:(2.27.2013)映画『テッド(Ted)』(2012)の予告編でも、テッドが “just sayin” と言っていました!(0:52)
“Twitterverse” は、”Twitter” + “universe(宇宙)” で、「Twitetter の世界」という意味です。
確かに最近よく見聞きしますが、これももしかしたら Twitter をやっていない人たちなどが聞くとイラッとしてしまうのかもしれません。
ちなみに「ブログの世界で」と言う時は “blogosphere” が使われています。
“gotcha” は以前紹介しましたが、これもすごくカジュアルな表現なので、場合によっては「ほんまにわかってんのんかい!」とツッコミたくなるのかも。
ちょっとズレますが、日本語では「マジウケる」と言われると、「ほんまにウケてんのんかい!」と毎回心の中でツッコミたくなる衝動に駆られます。
ほんまはこれらの言葉が実際どんな風に使われているか、いつものようにビデオなどで紹介できたら良かったんですが、ちょっと良いのが見つからないので、また見つかったら追記していきたいと思います。
追記
(2.27.2013)
4. just sayin の項目に、映画『テッド(Ted)』(2012)の予告編を追記しました!