「Stop it.」よりもカジュアル!?「Cut it out.」の意味とは?
今日はクリスマス・イブ(米国時間)。私の仕事が終わる頃に合わせてジェガーママがやってきはったのですが、すでに家の中にはたくさんプレゼントがあるのに、なぜか大量のプレゼントが入った袋を持ってはります。
「えっまだプレゼントあんの!?」
「ちゃうちゃう、これサンタさんからの。今そこでばったり会ってな、渡しといてって頼まれてん」
袋の中をのぞいてみると、確かにプレゼントにいちいち「サンタより」と書いてあります。ジェガーさんとプレゼントの形を見たり触ったりしながら
「あっこれもしかして・・・」
「えっなになに?」
と騒いでいると、ジェガーママに “Cut it out, kids.” と言われました。
ポイント
“Cut it out.” は “Stop it.” と同じ意味です。どちらかというと “Cut it out.” の方が “Stop it.” よりもカジュアルな言い方となっています。
cut it out : stop talking or doing something
(話している人に、あるいは何かをしている人にやめてもらうということですね!)
ジェガーママは「あんたら、やめや〜」と言っていたのでした。
ジャド・アパトー(Judd Apatow)監督の『40歳の童貞男(The 40 Year Old Virgin)』(2005)でも、お見合い(?)の席で偶然元カップルが出会う場面で、付き合っていた頃の話をする元カレが元カノに “Cut it out!” と言われてはりました。
補足
また、フランク・キャプラ(Frank Capra)監督の『素晴らしき哉、人生!(It’s a Wonderful Life)』(1946)でも、いきなりわけのわからんことを言うおっちゃんに主人公が “Cut it out!” と言ってはりました。
この時期になると、テレビや映画館でよく上映されるこの映画。クリスマス自体がテーマの映画ではないのですが、クリスマスに観る定番映画の一つとして、長年多くの人々に愛されている作品です。私もジェガーさんと出会った頃から毎年観続けているので、今年でこの映画を観るのは4回目。今年は明日25日(米国時間)に近所の映画館のマチネ(matinee:朝や昼の時間帯の上演・上映)を観に行く予定です。毎年観ているのに毎年泣いてしまうので、たぶん今年も泣くでしょう。クリスマスというより、年末のこの時期に観るということで、たぶん余計に胸にぐっとくるんやと思います。
その後はジェガーママと再び合流して、3人で明日米公開の『ジャンゴ 繋がれざる者(Django Unchained)』(来年3月1日日本公開)を観に行く予定。こっちも楽しみで仕方ありません!
日本語字幕付きはこちら→ 映画『ジャンゴ 繋がれざる者』日本版予告編 | YouTube
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