話し言葉でよく使われる「help out」のニュアンスとは？
来月はジェガーさんの誕生日があります。
ジェガーママにこっそり「ジェガーが欲しいって言ってたあれ名前何やったっけ？」と聞かれたので、「それメモしてあるので、商品リンクと一緒にメールで送りますね」と言うと、”Thank you. That would help me out.” と言われました。
ポイント
“help out” は「援助する」という意味です。主に話し言葉で使われるのが特徴です。
help out: [MAINLY SPOKEN] to help someone, especially by doing a particular job or by giving them money
（特に、ある特定の仕事をこなしたり、お金をあげたりすることによって人を助ける、という意味なんですね！）
つまり、ジェガーママは、「ありがとう。助かるわ」と言っていたのでした。
補足
最近よくチェックしていて、以前『Vlog で耳にした「tag line」の意味とは？』という記事でも紹介したバイリンガールのチカさんも、先日アップされた映像で
It’s one thing to take a moment of silence and to recognize it in your heart–what’s going on–and to give your condolences to those people that are suffering, but another thing to take that recognition and turn it into action and actually help out.（2:11）
（黙とうして、今起きていることを胸に認識し、苦しんでいる人たちに追悼の意を表することも一つの方法ですが、その認識を行動に変えて実際に援助することもまた一つの方法です。）
と言っていました。
このビデオで紹介されている Yahoo!JAPAN の『3.11、検索は応援になる。』プロジェクトはこちら。
（クリックするとリンク先に飛びます）
私も日本時間3月11日に偶然 Twitter で知って、すぐさま検索しました。
私は東日本大震災が発生した時はアメリカにいたのですが、当時は日本の状況がつかみにくくて、検索エンジンにめちゃ頼っていました。
今こうして検索エンジンが募金ツールになるというのも、本当にすごいなと思います。このプロジェクトで当初設定していたのは検索者数50万人だったそうですが、以下の集計結果によると、合計250万人以上（ユニークブラウザ数）が3月11日に「3.11」と検索し、Yahoo!検索から公益財団法人東日本大震災復興支援財団へ2,500万円以上の寄付を行うことが決まったそうです。
2014年3月11日、この日に「3.11」というキーワードで
検索された方おひとりにつき10円を、
Yahoo!検索から公益財団法人東日本大震災復興支援財団の「一般寄附金」に
寄付するというキャンペーンを行いました。多くの方々に賛同をいただき、3月11日に「3.11」と検索された方は、
合計2,568,325人（ユニークブラウザ数）となりました。
これに伴いまして、Yahoo!検索から公益財団法人東日本大震災復興支援財団へ、
25,683,250円の寄付を行うことといたしました。みなさまのご賛同と東北への応援、ありがとうございました！
Google も、ストリートビューを生かした『未来へのキオク』プロジェクトを公開。
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LINE は、『3.11復興支援スタンプデザインコンテスト』で募集した作品をスタンプにして販売しました。
（クリックするとリンク先に飛びます）
東北の子どもたちが描いた「3.11こどもスタンプ」販売開始。売り上げは東北支援のために全額寄付します | LINE公式ブログ（3.11.2014）
各社とも、それぞれのサービスをうまく生かしていて、多くの人に興味をもたせる工夫がなされています。
河北新報の記事『東日本大震災３年 祈る東北、遠い平穏』（3.12.2014）によると、今も全国で26万7419人、東北6県で21万8258人が仮設住宅などで避難生活を送っているそうです。
全国の死者は１万５８８４人、行方不明者は２６３３人（警察庁調べ）。震災後に亡くなった関連死を含めると犠牲者は約２万１５００人に上る。
全国で２６万７４１９人、東北６県では２１万８２５８人がいまも仮設住宅などで避難生活を送る。福島第１原発事故の放射能汚染などで、福島からは４万７９９５人が県外へ避難したままだ。
一人でも多くの人が、早く安らぎを取りもどせますように。
