英国情緒たっぷり!カナダのビクトリアに残るイギリスらしさとは?

今週『「お手洗い」はカナダ英語で何と言う?』という記事を書きましたが、カナダのビクトリアでは英語以外にも「アメリカと違う!」と感じたところがいくつもありました。その主な原因は、イギリス情緒。

実はこのビクトリア、もともと1849年にイギリスの植民地となり、1871年にカナダ自治領に加入するまでイギリス直轄領の州都だったそうです。

バンクーバー島の南端に位置するビクトリアは、ブリティッシュ・コロンビア州の州都。街の歴史は、1843年にハドソン・ベイ社が西部地方の毛皮貿易の拠点として砦を築いたことに始まる。以来ここは毛皮貿易の商用港として、またイギリス海軍の前線基地として発展した。1849年にはイギリス領植民地となり、時のイギリス女王の名をとり「ビクトリア」と名付けられた。長きに渡りイギリスの統治下におかれたビクトリアは、今もアフタヌーンティーやガーデニングなど、英国風の生活習慣を色濃く残し、春から夏にかけて街中が花であふれる街として訪れる人々を魅了し続けている。

via ビクトリア 旅行ガイド | 地球の歩き方

ということで、ビクトリアはカナダでありながらイギリスの影響も色濃く残っていて、まるでヨーロッパに旅行に来ている感覚にすらありました。具体的に、イギリスの影響を感じたところを紹介したいと思います。

  1. 観光バス
  2. まず目に入ったのがこの観光バス。特徴的な赤いダブル・デッカーで、大きなイギリス国旗が目につきます。なんとこのバス、カナダで運行されているバスの中で最も古いそうです。

    Sightseeing Victoria

  3. ローンボウルズ
  4. 市内を散歩していると、老人たちがゲートボールのようなものに興じている光景を目にしました。私は知らなかったのですが、ローンボウルズ(lawn bowling)という競技だそうです。

    lawn bowling

    私たちが楽しんでいるゲームに近いものは、13世紀のイギリスで行われていたものです。イギリスでも、1336年にエドワード3世によって禁止令が出されましたが、人気は衰えることがありませんでした。
     現在では、イギリス・オーストラリア・ニュージーランド・南アフリカを中心に、世界各国で200万人以上の愛好家がいるといわれています。

    via ローンボウルズの歴史

  5. クリケット
  6. さらに歩いていると、今度は少年たちも野球のようなものに興じている光景を発見。でも野球ではありません。よく見るとクリケットでした!

    cricket

    野球の原型といわれる主に英国文化圏(英国・豪州・インドなど)で盛んな球技
    競技人口はサッカーに次いで球技として世界第2位(世界100カ国以上でプレイ)
    何よりもフェアプレイと社交を重んじる紳士・淑女のスポーツ

    via クリケットとは | Japan Cricket Association

  7. アフタヌーンティー
  8. イギリスと言えばアフタヌーンティーのイメージがありますが、ビクトリアもティーハウスが多かったです。中でもビクトリアでアフタヌーンティーが楽しめる最も有名な場所は、ホテル『ザ フェアモント エンプレスThe Fairmont Empress)』。

    The Empress 1

    外観も情緒がありますが、内観も素晴らしいです。ピアノの生演奏を聞きながらおいしい紅茶を飲み、スコーンを食べて、めちゃめちゃ優雅なひとときでした。とにかく紅茶がめちゃくちゃ美味しかったです。

    Afternoon tea at the Empress Hotel, Victoria

というわけで、なんだかちょっと遠出しただけなのに、イギリスに来た気分満載で、カナダとイギリスの二カ国を旅行した気分になれました。一粒で二度おいしいです。

ちなみにジェガーさんに「カナダらしさも味わいたい」と言ったところ、「カナダと言えば、そういえばまだプーティン食べたことないかも」とジェガーさん。

「プーティンって何?」
「フライドポテトにチーズが乗ってて、そのうえにさらにグレービーソースが乗った食べものやで。めっちゃヘビーらしい」

普段からヘビーな食べものを食べているジェガーさんが「ヘビー」と思う食べものって、一体どんなけヘビーやねん、と思っていると、ジェガーさんがタイミング良くプーティンを売っているお店を発見。

主にカナダで展開しているファストフード店の『BeaverTails』で、プーティン(poutine)と、もう一つカナダ名物であるビーバーテイル(BeaverTails)を買ってみました。

BeaverTails

ビーバーテイルはこの『BeaverTails』が元祖らしく、素朴な揚げパンの味がエレファント・イヤー(elephant ears)にも似ていて、私はこっちの方が好きです。

ビーバーテイルを食べるなら、やはり本家本元、元祖ビーバーテイルのお店で試したいところ。この元祖のお店は、オバマ大統領も訪れたという、ビーバーテイルの発祥の地、オタワを始め、ナイアガラ、バンフ、ウィスラー、ケベック、プリンスエドワード島と、観光客に人気のスポットには必ずといってよいほど、出店しているので、カナダ旅行中に必ず一回は食べるチャンスがあるのでは?

via オタワ生まれのカナダのスイーツ! ビーバーテイル [カナダ] All About

一方、プーティンはほんまにヘビーやったので、ジェガーさんに全部あげました。

その後、お腹がすいて行列ができていた『Red Fish Blue Fish』という店でフィッシュアンドチップス(Fish and chips)を食べた時も、またプーティンがメニューにあって「おっ」と思いましたが、やはり食べきれるかわからなかったので自粛しました。

Red Fish Blue Fish

でも海が近いこともあって、フィッシュアンドチップスはめちゃ美味しかったです。

あっそういえば、フィッシュアンドチップスもイギリスですね!