米最高裁が同性婚を全米で合法化!のニュースで耳にした「rule」「ruling」の意味とは?

先日から取り上げていますが、6月26日、米最高裁の判決により、同性婚が全米で合法化されました。そのニュースを観ていると、”rule” や “ruling” という単語を何度も耳にしました。

以下の映像でも冒頭から “ruling” “rule” という言葉が登場しています。

A Supreme Court ruling, announced minutes ago, extends same-sex marriage in America.(0:12)

The Justices ruled 5 to 4 that states do not have the right to outlaw same-sex unions.(0:17)

ポイント

“rule” は、国に使うと「統治する」、規則などに使うと「定める」という意味になり、裁判に対して使われると「判決する」という意味になります。

rule | Macmillan Dictionary

  1. [INTRANSITIVE/TRANSITIVE] to officially control or govern a country or area
  2. [INTRANSITIVE/TRANSITIVE] to make and announce a decision, usually about a legal matter
  3. [TRANSITIVE] to influence someone’s thoughts or actions
  4. INTRANSITIVE] to be more important or successful than anyone or anything else
  5. [TRANSITIVE] to draw a straight line, usually with a ruler

(「統治する」は 1. の意味ですね!)

つまり前半は「数分前に公表された最高裁の判決により、同性婚の合法化が全米に広がります」、そして後半は「州は同性婚に対する権利を持たないことを、判事たちは5対4で定めました」と語っていたのでした。

補足

アメリカで初めて同性婚を認めたのは、マサチューセッツ州でした。それが2004年5月17日のこと。その後、2008年にカリフォルニア州とコネティカット州が続き、ここ数年で他の州でも続々と合法化。気がつけば、今回の判決が出るまでの間に計37州とワシントンDCで同性婚が認められるようになっていました。

しかし、もちろん全ての州がこの判決を素直に受け入れているわけではありません。アラバマ州やルイジアナ州など、結婚証明書の発行を拒否する州も出ました。

一方テキサス州では、司法長官が結婚証明書の発行差し止めを指示したものの、事務員が発行。

しかし今回の判決により、全ての州において、あらゆる結婚に対して同等の機会を提供することが義務づけられたため、今後は州が独自に判断することはできません。

判決の流れについては、以下のウォール・ストリート・ジャーナル(@WSJ)紙の動画がわかりやすいです。

また、アンソニー・ケネディ(Anthony Kennedy)判事による判決文の結びの一節の美しさも話題になりました。

その日はホワイト・ハウスも虹色に。

私のいるシアトルでは、横断歩道も虹色に。新たな観光スポットになりそうです。


ちなみに同性婚は、世界では以下の国および地域で合法とされています。

オランダ、ベルギー、スペイン、ノルウェー、スウェーデン、ポルトガル、アイスランド、デンマーク、フランス、南アフリカ、アルゼンチン、カナダ、ニュージーランド、ウルグアイ、イギリス、ブラジル、米国、メキシコ、ルクセンブルク、アイルランド(2015年中)、グリーンランド(デンマーク自治領、2015年中)、エストニア(2016年より)、フィンランド(2017年より)

via 世界の同性婚 | EMA日本

この動きが世界でさらに広がっていくのか、まだまだ注目です。