栄養に関する記事で目にした「intake」の意味とは?

先週『病気に関する記事で目にした「depression」の意味とは? 』という記事を書きましたが、ジェガーさんは現在30代。一般的に20代や30代でガンと診断される場合、生活習慣というよりは遺伝子に原因があることが多いそうですが、ジェガーさんも遺伝子の問題と言われています。

しかし、生活習慣を見直すことがガンの再発を抑えることにもつながるとのことで、病院からこんな冊子をもらってきはりました。

HEAL WELL

私もさっそく読んでみると、”intake” という単語を何度か目にしました。

Decrease intake of high fiber foods during this time.

If cancer survivors choose to drink, limit intake to one drink a day for women and two for men.

ポイント

“intake” は「摂取量」という意味です。

intake | Cambridge Dictionaries (American English)

intake: the ​amount of something such as ​food, ​breath, or a ​liquid that is taken in by someone or something

(食べものや呼吸、液体などが人や物によって吸収される量という意味なんですね。)

つまり一文目は「この間(下痢が続く間)は高繊維食品の摂取量を控えること」、そして二文目は「もしもガン克服者がアルコールを消費する場合は、女性なら一日一杯、男性なら一日二杯までに摂取量を抑えるように」と書かれていたのでした。

補足

というわけで、書かれていたことは極めて基本的なことばかりでしたが、改めて振り返ってみたいと思います。

  1. 体重(Body Weight)
  2. 適正体重を維持することは、健康を保つ上でとても重要です。目指す体重としては “as lean as possible without being underweight(やせ過ぎにならない程度にできるだけ引き締まった状態)” が良いとのこと。

    Having a healthy weight seems to establish a biochemical status or “anti-cancer” environment that discourages cancer growth. The research clearly shows that carrying extra body fat — particularly excess abdominal body fat — means a higher risk for certain cancers.

    (健康的な体重は、ガンの成長を食い止める “抗ガン” 環境を構築するようである。過剰な脂肪 — 特に過剰な内臓脂肪 — が特定のガンのリスクを高めることは調査によって明らかになっている。)

  3. 野菜中心の食事(Eat a Plant-based Diet)
  4. ベジタリアンやビーガンになる必要はありませんが、野菜中心の食生活は健康を保ちやすく、ガンのリスクも抑えると言われています。

    A practical way to do this is to make a habit of filling at least 2/3 of your plate with vegetables, fruits, whole grains, legumes, and nuts, while apportioning 1/3 or less of your plate to poultry, fish, lean meats, and low-fat dairy and plant-based proteins.

    (実践的な方法としては、食事の3分の2を野菜やフルーツ、穀物、豆類、ナッツ類で占め、残りの3分の1を鶏肉や魚、赤身肉、低脂肪乳製品、植物性プロテインに割り当てると良い。)

  5. 日常生活の一部としての運動(Be Physically Active as Part of Everyday Life)
  6. 最初は一日30分から始めて、体が引き締まってきたらだんだん60分に延ばしていくことが推奨されています。日課に組み込むのが理想的。運動しない時間を減らすことも、見落としがちですが重要です。

    In addition, limit how much time you are sedentary like sitting in front of the TV or computer. A sedentary way of life is a cause of weight gain, overweight, and obesity that increases risk for several types of cancer.

    (加えて、テレビやコンピュータの前で座り続ける時間も制限すること。座りっぱなしの生活は体重増加や太り過ぎ、極度の肥満につながり、さまざまなタイプのガンのリスクを高める。)

  7. 赤身肉や加工肉の消費制限(Limit Consumption of Red and Processed Meat)
  8. 牛肉や豚肉、羊肉や狩猟肉などは、週に18オンスまでに抑えることが望ましいそうです。スライス肉やベーコン、ソーセージ、ハムなどの加工肉を避けることも、大腸ガンのリスクを低く抑えることにもつながるとのこと。

    Because cancer survivors are at greater risk for other chronic diseases such as heart disease, eating less red and processed meat can help improve overall health. Try to go meatless several times a week. Opt for meatless meals such as a vegetable stir-fry, hearty bean soups, or black bean burritos.

    (ガンを克服しても心臓病などの慢性疾患のリスクにさらされるリスクが高いため、赤身肉や加工肉の摂取量を抑えることで健康全般の向上につながる。週に何度かは肉を摂らないのも良し。野菜炒めやたっぷりの豆のスープ、黒豆のブリトーなどの肉なしの食事に変えてみよう。)

  9. アルコールの消費制限(Limit Alcoholic Beverages)
  10. 適量のアルコールは心臓病などのリスクを抑えるとも言われていますが、ガンに対してはあまり効き目はありません。米国がん研究協会(AICR)は少量でも控えることを推奨しています。

    Alcohol increases risk for cancers of the colon and rectum, breast, esophagus, mouth, and liver. If cancer survivors choose to drink, limit intake to one drink a day for women and two for men.

    (アルコールは大腸や直腸、胸、食道、口、そして肝臓のガンのリスクを高める。もしもガン克服者がアルコールを消費する場合は、女性なら一日一杯、男性なら一日二杯までに摂取量を抑えるように。)

    この場合、「一杯」はビールなら12オンス(約355ml)、蒸留酒なら1.5オンス(約44ml)、ワインなら5オンス(約148ml)と定義されています。

  11. 糖分過多の飲みものやカロリー過多の食べものの消費制限(Avoid Sugary Drinks and Energy-dense Foods)
  12. ソーダなどの糖分が多い飲みものや、ファストフード及び脂肪や糖分の多い食べものなどは、体重増加や太り過ぎ、極度の肥満に大きく影響します。過剰な脂肪は、さまざまなタイプのガンの原因になっています。

    Energy-dense foods are defined as:

    • High-fat, high calorie snack foods
    • “Fast foods” — or prepared baked goods, desserts, and sweets
    • Convenience foods or “on the go goods” not requiring cutlery (spoons, forks, or knives) such as hotdogs, hamburgers, French fries, corn chips, or potato chips.

    (カロリー過多の食べものの定義:

    • 高脂肪、ハイカロリーのスナック食品
    • “ファストフード” — または調理済みの焼き菓子、デザート、スイーツ
    • 便利食品、またはスプーンやフォーク、ナイフなどを必要としないホットドッグやハンバーガー、フライドポテト、コーンチップス、ポテトチップスなどの “どこでも食べやすい食べもの”)
  13. 塩辛い食べものや塩分を多く含む食べものの消費制限(Limit Consumption of Salty Foods and Foods Processed with Salt [Sodium])
  14. 塩分の摂りすぎは健康に悪く、胃ガンや高血圧のリスクを高めます。

    Most salt in Americans’ diets comes from processed foods, such as boxed, canned, and frozen prepared items, as well as from fast foods and other restaurant foods.

    (アメリカの食事においては、箱入り、缶入り、冷凍の加工食品、ファストフード、外食などが、塩分多めだ。)

  15. 食事だけでなるべく栄養補給(Aim to Meet Nutritional Needs through Diet Alone)
  16. サプリメントを摂取するよりも、さまざまな食べものを含んだバランスの良い食事を取る方が、ガンの危険性を抑えます。

    Nutrient-rich whole foods contain substances that are necessary for good health, like fiber, vitamins, minerals, and phytochemical. Plant-based foods are the source of many cancer-fighting compounds.

    (栄養豊富な自然食品は、食物繊維やビタミン、ミネラル、植物化学物質など健康に必要な物質を含む。野菜中心の食事はガンと闘う成分の源だ。)

ジェガーさんはザ・アメリカ人で、本来はペペローニ・ピザやベーコン、ドーナツなどが大好物。でも今はどれもなるべく控えるようにしてはります。大好きなお酒も、一日に飲む量を制限して守っています。

そのかわりに和食を食べる量が増えました。これまでは私が和食を作ってもジェガーさんはあまり興味がなさそうだったのですが、最近は馴染みのない料理でも興味を持って積極的に食べています。どうもどこかで「和食が良い」という記事を読んだみたいです。おかげでジェガーさんはもともと高血圧気味だったのですが、血圧もだんだん下がってきました。

それでも、ジェガーママがジェガーさんを喜ばせようとしてせっせとジェガーさんの好物を持ってくるので、まだまだ油断はできません。ジェガーママはサプリメント大好きで、サプリメントもめっちゃ買ってきはります。

United States have access to a healthy diet, dietary supplement use is common among Americans. Study report that over 50 percent of all American adults use dietary supplements.

(米国では健康的な食生活の手段として、栄養補助食品が国民の間で一般的に用いられている。調査によると、成人アメリカ人の50%以上が栄養補助食品を活用しているという。)

ジェガーさんはジェガーさんで、ネットでいろいろな情報を見てあれこれ試そうとしてはりますが、米国がん研究協会(AICR)は、情報を鵜呑みにする危険性も指摘しています。ガンと言うと、まわりからいろいろな経験談やアドバイスをいただくこともありますが、一人ひとり病状なども異なるので、人の言うことも必ずしも鵜呑みにはできません。

It is human nature to look for quick fixes that solve health problems, but cancer is complex. There are amore than 100 related, but separate, diseases that are called cancer. This is a disease with no single cause, and each individual’s experience with cancer is unique.

(健康の問題を簡単に解決する方法を見つけようとするのは人間の性であるが、ガンは複雑だ。100以上の関連した、しかしそれぞれ異なる病気がガンと呼ばれている。ガンの原因は一つではなく、個々の経験がそれぞれ違うのがガンなのである。)

いろいろな情報を参考にしつつも、振り回されないようにして、できることを地道に積み重ねていきたいと思います。