面白いだけじゃない!?マイクロソフトが年齢を推定してくれるサイト『How-Old.net』

もうご存知かもしれませんが、ジェガーさんが『How-Old.net』というサイトを教えてくれました。マイクロソフト発のウェブサイトで、顔写真をアップロードすると年齢を推定してくれるというサイトです。

How-Old.net

すでにいろいろな人や企業が試していました。

さすがにパンケーキはあかんやろ、と思いつつ、さっそく私も実験。最近ブログで使った写真を使ってみたいと思います。

まず、今年のセント・パトリックス・デーの記事で使用した私の写真は・・・23歳!ただ、顔が小さく映っているので、うまく判別できなかった可能性もあります。

How-Old.net 2

では、半年前に Facebook に載せた時の私は・・・26歳!顔が大きくなるにつれて実年齢に近づいてきました。ちなみに隣のジェガーさんの横顔は認識されず。

How-Old.net 3

これ以上顔が大きく映った写真をアップロードしたらショックを受けそうなので、このへんで切り上げておきたいと思います。

ところで実はこのウェブサイト、マイクロソフトの開発者たちが、開発者向けカンファレンス『Build 2015』(4月29日から5月1日まで開催)のためにたった1日で制作したものだったそう。

目的は「年齢を正確に当てる」ことではなく、「機械学習 API を利用して瞬時に分析する」こと。

ここで使われているのはマイクロソフトの顔認識 API(Face APIs)で、写真から人の顔と性別を抽出することに長けているそうです。年齢を推定するのは必ずしも本来の役割ではないものの、面白そうだということでウェブサイト化して社内にメールで知らせたところ、あっという間に世界中に拡散。数時間でおよそ3万5千人がアクセスし、約21万枚の写真がアップロードされる事態になりました。しかもトルコで大受けし、全ユーザの約2万9千人がトルコ国内からのアクセスだったそうです。

さらに開発チームは、当初サイト内のサンプル写真やイメージ検索バーが主に使われるだろうと予測していたそうですが、リアルタイム解析によって、分析された写真の半分以上がアップロード写真だったことを発見。途中、ユーザ体験向上のため、携帯からも写真がアップロードできるようにするなどの工夫も加えたそうです。

マイクロソフトの API は、他にも声認識 API(Speech APIs)や画像認識 API(Vision APIs)などがあり、『Microsoft Azure Machine Learning Gallery』で見ることができます。

しかも「音認識 API」「画像認識 API」「顔認識 API」の3つはパブリックベータ版で利用可能。これらはまとめて『Project Oxford』とも呼ばれていて、4つ目の機能「言語理解機能(Language Understanding Intelligent Service: LUIS)」も公開を控えています(現在は招待利用制)。

今後これらの機能を搭載したアプリなどが出てくると思うと、ちょっとわくわくする一方、人口知能をテーマにした映画『Ex Machina』(日本公開未定)を思い出さずにはいられません。