スラングで使われる「give it up」の意味とは?

ジェガーさんとイベントに行った時のこと。ジャズ・バンドの生演奏が舞台で行われていて、終わった後に司会の人が、”Please give it up for the wonderful band!” と言っていました。

ポイント

“give it up” は「拍手をする」という意味です。

give it up | Oxford Dictionaries (American English)

give it up: [USUALLY IN IMPERATIVE] [US INFORMAL] Applaud a performer or entertainer.

(命令形で使われることが多いです!)

つまり、司会の人は「素晴らしいバンドに拍手を!」と言っていたのでした。

補足

今週月曜日に行われた第66回エミー賞(The 66th Primetime Emmy Awards)でも、オープニングで司会のセス・マイヤーズ(@sethmeyers)さんが、”Congratulations to HBO! Give it up for HBO.(HBO おめでとうございます。HBO に拍手を。)”(4:35)と言っていました。

というわけで今回のエミー賞、珍しく月曜日に催されたのですが、なんと1976年以来だそうです。その理由は、日曜日に MTV ミュージックビデオ賞(MTV Video Music Award)があったから。

Post by MTV.

それだけでなく、エミー賞は今年、例年よりも1ヶ月前倒しで催されています。その理由は、9月は今度はアメフトがあるから。テレビ界、追いやられています。

私自身、映画ばっかり観ていて、テレビドラマはあまり観ないので、エミー賞自体もこれまでちゃんと観たことはありません。今年のエミー賞もハイライトを見るに留まったのですが、個人的にツボだったのは以下のくだりでした。

エミー賞に関して聴衆からの質問に答えるということで、俳優たちがさまざまな質問を投げかけています。

中でも私が面白いと思ったのは、アンドレ・ブラウアー(Andre Braugher)さんが「トイレに行っても良いですか?(Can I use the bathroom?)」と聞いた時(1:25)。「そんなん、聞かなくて良いですので、普通に行ってください」と司会のセス・マイヤーさんは言いますが、「鍵は必要ないんですか?」とアンドレさんは心配そうです。すると、ジョシュ・チャールズ(Josh Charles)さんが「鍵持ってたの忘れてました」とアンドレさんに鍵をパス。その鍵には、しっかりエミー賞のトロフィーがくっついています。

私はアメリカに来るまでこの「トイレの鍵文化」のことをよく知らなかったのですが、アメリカではカフェなどのトイレにたいてい鍵がかかっています。日本だと、コンビニにもトイレがあって自由に使えたりしますが、アメリカはセキュリティが厳しく、簡単にトイレを使えないところが多いのです。

最近では暗証番号を入力するタイプのトイレも増えていますが、たいていのお店ではカウンター近くに鍵がぶらさがっていて、トイレを使いたい人はそこから鍵を借りる仕組み。鍵にはそのお店の個性が表れていて、ベーカリー・カフェだったら鍵にトングがくっついていたり、カフェだったらマグカップがついていたりします。下の写真のように、IT の会社だったら、キーボードがくっついていることもあります。


というわけで、エミー賞の会場のトイレの鍵にはエミー賞のトロフィーがついているというボケは、個人的にめっちゃ笑えました。

笑えると言えば、以前『英語の勉強にも役立つ!?パロディ音楽の第一人者アル・ヤンコビック(@alyankovic)さんの新曲「Word Crimes」』という記事で紹介したアル・ヤンコビックさんもエミー賞に登場していて、さまざまな人気テレビドラマのオープニング曲をパロッてはりました。

また、テレビ界にとってもなくてはならない存在だったロビン・ウィリアムズ(Robin Williams)さんへのトリビュートも。

受賞結果は以下の通りとなっています。