ゲーム専門のデジペン工科大学の学生生活について書かれた記事で目にした「freshmen」の意味とは?

私のいるところには、Nintendo USA の本社があったり、Xbox を展開する Microsoft があったり、有名なゲーム制作会社が多数あったりと、ゲーム産業が非常に盛んです。



ゲーム制作スキルに特化したデジペン工科大学(DigiPen)という大学教育機関まであって、人気パズルゲーム『ポータル(Portal)』の原型を作ったのもここの卒業生。

スウィフト氏ら総勢7人のPortal開発メンバーは,ワシントン州レドモンド市やカナダのバンクーバーに校舎を持つ,ゲーム開発専門学校DigiPen Institute of Technologies の学生だった。DigiPen では,在校中の4年間は毎年ゲーム制作に関わることが義務づけられているそうだが,ちょうどシニア(4年生)のときに彼らが開発していたのが,演題にある「Narbacular Drop」なのである。
この Narbacular Drop は,3D グラフィックスや物理効果を使ったパズルゲームで,計画どおり2004年春から1年をかけてほぼ完成。2005年春には同校の公式サイトなどで無料ダウンロードされるようになり,10日間で20万ダウンロードという驚きのアクセス数を記録した。なおこの作品は,GDCで開催されるIndependent Game Festival という独立系ゲーム開発者達の賞の,学生部門にも出展されて話題を呼んでいる。
その後,DigiPen が Valve と地理的に近かったこともあり,スウィフト氏らのチームは Valve 社長の Gabe Newell(ゲイブ・ニューウェル)氏によってオフィスに招待され,Valve 開発者達の前で直々に Narbacular Drop のデモを行う機会に恵まれた。
デモは非常に好評で,

「DigiPenを卒業した後,まだ就職口を誰も見つけていない」
「それなら,ウチに来てSourceエンジンで作り直してみないか」

そんな簡単なやりとりの末に,7人全員がValveに雇用されることになったのだそうだ。

via 4Gamer.net [GDC07#01]ValveのKim Swift氏が,プロジェクト「Portal」を語る

そんなデジペン工科大学にジェガーさんの幼なじみの一人が通っていて、前から「遊びに行ってみたい」とジェガーさんが言っていたのですが、この度それが実現し、ジェガーさんが記事にしてはりました。

さっそく読んでみると、”freshman” という単語を何度も目にしました。

He told me about the male perspective on the desperate rush for the new freshmen girls. 

via Sex at a Four-Year Video Game College | Motherboard

Once the freshmen women are paired up, he added, the long “DigiRelationships” go on and on.

via Sex at a Four-Year Video Game College | Motherboard

ポイント

“freshman” は「新入生」という意味です。

freshman | Macmillan Dictionary

freshman: a student who is in their first year at a high school or university

(2年生は sophomore、3年生は junior、4年生は senior となります!3年制の場合は、2年制が junior、3年生が senior です。)

つまり1文目は「彼は一女への殺到に対する男性側の視点を語ってくれた」、2文目は「いったん一女が付き合い出すと、長い『デジ恋』が続くのだという」と書かれていたのでした。

一女がちやほやされるのは、どこの世界も同じなんですね〜

補足

ジェガーさんは、デジペン工科大学へ行く前は「他の一般的な大学の大学生活と違いがあるかどうか見てみたい」と言っていたのですが、実際に訪れてみると学生の極端な男女比が気になったそうで、記事は「デジペン工科大学の極端な男女比がもたらす特殊な大学生活」についてまとめられていました。

DigiPen currently enrolls 1,200 students; 80 percent are male, 20 percent are female. The female students, numerically speaking, tend to be found in art and animation, and much less in programming, where the sex ratio skews even more male.

(デジペンには現在1200人の学生が在籍している。8割が男性で、2割が女性だ。数字を見る限り、女性はアートやアニメーションを勉強している人が多く、プログラミング系は圧倒的に少ない。プログラミングに関して言うと、男女比はさらに偏っている。)

via Sex at a Four-Year Video Game College | Motherboard

ジェガーさんはデジペン工科大学の女子大生アンディさんにさっそくインタビューしますが、やはり女性が2割の環境だと、好奇の眼差しを向けられることが多いようです。

Andi said that there are women here who might get more attention than they want. “Girls get a lot of attention here. I wouldn’t call it negative,” she said. “It’s not really good or bad, it’s just different.” But seeing as that attention comes from people “who are are kind of less outgoing,” she went on, “it doesn’t really go very far.”

(アンディは、必要以上に注意を向けられる女子学生は確かにいるかもしれないと語る。「女の子はかなり注目されます。悪い意味ではなく」と彼女は言う。「良くも悪くもなく、ただ違うという感じです。」しかし、注意を向ける男子学生たちも「どちらかというと社交的ではない」ため、「そんなに深入りされるわけではない」とのこと。)

via Sex at a Four-Year Video Game College | Motherboard

日本の一般的な大学の学生が授業後に飲み会に興じたりするように、アメリカの一般的な大学の学生は、授業後パーティーに興じることが多いです。でも、デジペン工科大学の学生は、パーティーはほとんどしないとのこと。

“People are here to learn,” Alexandra Schecterson, president of the Diversity Club tells me. “People here are more obsessed with their work than anything.”

(「ここの学生たちはみんな学びに来ているので」と語るのは、『多様性クラブ(Diversity Club)』代表のアレクサンドラ・スケッターソン。「自分のプロジェクト以外にはあまり興味がありません。」)

via Sex at a Four-Year Video Game College | Motherboard

デジペン工科大学の学生たちはパーティーに興じる代わりに、授業の後はチームメンバーで集まって、時間の許す限りひたすら自分たちのゲーム制作に取り掛かるそう。朝から晩までゲーム尽くしです。

学校の授業自体も厳しく、4年間で卒業できる学生は半分以下。5年かけても卒業率はやっと半分ということで、同じワシントン州にあるワシントン大学(University of Washington)の卒業率(5年で卒業する人も含む)が78%であることと比較してみても、いかに卒業するのが難しいかがわかります。

DigiPen’s Admissions Outreach Coordinator, Rachel Thompson, confirmed the essentially pacifist nature of the school.

“There’s not really any cliques or bullying like you see at other schools,” she said. “Our students are different. More introverted. The interests here tend to be like the minority in a high school—where the more popular people are into sports and athletics, the less popular people generally tend to be into video games and stuff like that. That minority come[s] to our school, and are now in the majority. They feel more comfortable.”

(デジペンのアドミッションズ・アウトリーチ・コーディネーターのレイチェル・トンプソン氏は、大学の性質が本質的に平和主義であると認める。

「他の大学にあるような派閥やいじめといったものは、ここには特にありません。うちの学生はもっと内向的です。ここの学生たちの興味は、高校ではいわゆる少数派だったものに偏ってますから。というのは、高校では人気のある学生たちはスポーツや運動に興じていて、あまり人気のない学生たちがビデオゲームなどに興味を持っていました。その少数派だった彼らが当校に集まって多数派を形成しているので、より居心地の良さを感じるようです。」)

via Sex at a Four-Year Video Game College | Motherboard

ジェガーさんは当初は、男子学生たちが少ない女子学生たちを取り合う状況を想定していたみたいですが、実際にはその状況が起こるのは入学当初だけだそうです。

“The freshmen girls will come in and guys are like, ‘Oh! New girls.’ But then [the girls] meet all the guys and all end up with a boyfriend. And because everyone has similar interests a lot of the relationships work out really well and they stay together throughout the rest of school. It’s really weird.”

(「新入生の女子たちが入ってくると男子学生たちはみんな「新しい女の子だ!」となるのですが、いったん女子学生たちが男子学生と付き合い始めると、興味が似通っているゆえに関係がすごく長く続いて、在籍中ずっと付き合っていたりするんです。本当変ですよね。」)

via Sex at a Four-Year Video Game College | Motherboard

ちなみに私は、男女共学でも男女別学でもなく男女併学(男子も女子もいるけど、校舎が別)という一風変わった環境で青春を過ごしたのですが、そこは逆に女子が8割・男子が2割で、一部の女子が肉食化し、少ない男子を取り合うという現象が起こっていました。やはり男女比は重要かもしれません。

それにしても、長期的に良い恋愛関係を築く上で、やはり共通する興味を持つことは大事なんですね〜