ブルース・リー宛の手紙に書かれていた「enclose」の意味とは?

11月末といえば、私の誕生日でしたが、11月末にはブルース・リー(Bruce Lee)さんの誕生日もありました。

そこで、ちょうど今私たちのいるところで開催中の『ブルース・リー展(Do You Know Bruce?)』へ、美術館の入場料などが無料になる毎月第一木曜のアートウォークの日にジェガーさんと行ってきました。

以前にも『クリス・プラットからブルース・リーまで!?シアトル・ワシントン州に縁のある有名人10選』という記事で紹介しましたが、ブルース・リーさんはかつてシアトルに住んでいたことがあります。

渡米したのは1959年、18歳の時。英語のクラスを取りながら、今はなき『Ruby Chow’s Restaurant』という中華レストランで住み込みで働き、後にワシントン大学(University of Washington)に入学しています。

大学では心理学を専攻しながら、武道も継続。カンフーを教えに行った高校で、当時高校生だった奥さんと出会い、1964年に23歳で結婚しはりました(奥さんは当時19歳)。

奥さんがシアトル出身ということもあって、ブルース・リーさんのお墓もシアトルにあります。

Bruce lee grave.jpg

(”Bruce lee grave” di Tobie Charette CoolchefOpera propria. Con licenza CC BY 2.5 tramite Wikimedia Commons.)

そんなブルース・リーさんの『ブルース・リー展』は、シアトル色満載でした。

その中でも特に印象的だったのが、ブルース・リーさんに宛てたグリーンウェイ・プロダクション(Greenway Productions)の手紙。

そこに、以下のように書かれていました。

Very many thanks for your note of November sixteenth enclosing the suggestions from your friend, Robert Pevonak.

ポイント

“enclose” は「同封する」という意味です。手紙などでよく使われます。

enclose | Macmillan Dictionary

  1. to surround someone or something
  2. to send something such as a document with a letter. If you send a document with an e-mail message, you attach it

(Eメールに文書を添付する場合は、”attach” という言葉を使います!)

つまり手紙には、「ご友人のロバート・ペボナク氏の推薦文を同封した11月16日付の手紙について、お送りいただき誠にありがとうございます」と書かれていたのでした。

補足

グリーンウェイ・プロダクション(Greenway Productions)は、1960年代を中心に『バットマン(Batman)』や『グリーン・ホーネット(The Green Hornet)』などのスーパーヒーロー番組を多数手がけた番組制作会社。

そのグリーンウェイ・プロダクションに、ブルース・リーさんが手紙を送ったことがきっかけで、ブルース・リーさんは後に『グリーン・ホーネット』のサイドキック、KATO 役に抜擢されました。

この KATO 役が、ブルース・リーさんの俳優デビュー。そんな記念すべき貴重な手紙の宛先がシアトルになっているところが、シアトル在住者としては胸が熱くなります。

『ブルース・リー展』には他にも、ブルース・リーさんの渡米当時の英単語の勉強メモや、奥さんに書いたラブレターなど、貴重な品々がたくさん展示されていました。

シアトルに留学し、そこから世界へ羽ばたいていったブルース・リーさんの存在は、同じくもともと留学生としてシアトルに来た私にとって、とても力強い存在に感じます。

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