気をつけよう!a と the の言い間違い

先日、アパートのキッチンの配水管が詰まりました。水が全然流れなくなったのです。厳密に言うと少しずつ流れているのですが、明らかにめっちゃ時間がかかっているので、洗い物が全然できません。



その日はあいにく土曜日。平日なら配管工(plumber)さんがすぐ来てくれますが、土曜日となるとちょっと難しいです。ジェガーさんが工具屋さんへ走ってスネイクとかなんとかいろいろ道具を買ってきて、一生懸命配水管の様子を調べようとしてくれましたが、それでも全然だめ。

やっぱりいつもの配管工のおっちゃんが必要やな〜と言うつもりで、”We need a man.” と言ったところ、いきなりジェガーさんがムッとなりました。

ポイント

“We need a man” と言うと「男の人が必要や」という意味になります。ジェガーさんも男なのに、私が「男の人が必要」と言ってしまったことで、まるで「ジェガーさんは男やない」「男のくせに頼りない」と言っているように聞こえてしまったのでした。

男の人なら誰でも良いわけではなく、いつもお世話になっている配管工のおっちゃんのことを私は意味していたので、”We need the man.”(あるいは “We need a plumber.”)と言うべきだったのです。

一瞬「何いきなり怒ってんの!?」と思いましたが、そりゃ男やないと言われたら怒ります。

その場では「a と the 言い間違えてもた!ごめんごめん!」と言ってなんとか気まずい空気になるのを防ぎましたが、内心「うわー a と the ほんま間違えんようにしよー」っと、冷や汗たらたらでした。

補足

日本にいた頃、そもそも私は a と the の概念がよくわかっていませんでした。なので、a と the を間違えるどころか、a も the もつけていないことがしょっちゅうありました。めちゃ適当です。

でも、アメリカに来て生活をするうちに、a と the がすごく大事なことに気づかされました。

たとえば、友人と話している時に “I met the guy yesterday.” と言うと、その “guy(男の人)” は2人とも知っている人やということになります。「昨日あの人と会ってん」みたいな文脈だったら問題ないのですが、「昨日ある男の人と出会ってな・・・」と言うつもりで話していると、相手が明らかに混乱している様子が伝わってきます。向こうは共通認識があるはずや、と考えて、こちらに失礼にならないように一生懸命誰のことなのか考えてくれていることもあるからです。

私がジェガーさんと出会った頃も、ジェガーさんはよく混乱していました。でも私は、「ジェガーさんが混乱しているのは私の英語の発音が下手やからやろう」くらいに思ってました。実際にはもちろんそれもあったと思いますが、ジェガーさんに言わせると「a と the はまじで混乱する」ということだったので、それから話す時に a と the をよく意識するようになりました。

といっても、先日も a と the を間違えて「ジェガーさんは男やない」事件を起こしてしまったので、まだまだ修行は足りません。意識しなくてもきちんと a と the を使い分けられるように早くなりたいと思います。

ちなみに、配水管ですが、詰まっていたのはうちのアパートだけじゃなく、縦の階全部だめになっていました。週明けに配管工さんがやってきて、一日中工事をしてくれてやっと使えるようになったので、良かったです。
Water SHUT-OFF Notice

(工事の前日に配られたお知らせ)

↑この貼り紙にも書いてありますが、昨日はもちろん、週末もずっと水まわりが使えませんでした。でも、ジェガーさんと洗面用具を持って空き部屋に向かっている時はちょっと非日常的な気分で、「自分のアパートやのにホテルに泊まってるみたいやな!」と2人ともテンションアップ。

その話をジェガーママにしたら、「あんたらほんまそういうとこ気合うな」とあきれてました。

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